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【ちんげん菜の育て方】種まき時期や収穫時期などの栽培方法を解説

2025/8/28

ちんげん菜の基本情報

科・属 アブラナ科アブラナ属
栽培難易度 やさしい
収穫時期 5〜7月、10〜12月
栽培場所 日当たりと風通しの良い場所
肥料 元肥のみ必要

ちんげん菜とはどんな野菜?

チンゲンサイPhoto by ポヨポヨさん@GreenSnap

ちんげん菜は中国原産のアブラナ科の野菜です。寒さや暑さに比較的強く、発芽から1か月ほどで収穫できるので、家庭菜園でも育てやすい野菜のひとつです。

肥料をしっかり効かせると大きな株に育ち、逆に少なめだとミニサイズで収穫できるのも魅力です。

ちんげん菜の種まき時期はいつ?

ちんげん菜の種まき時期は、春と秋の年2回あります。

春まきは3〜5月、秋まきは9〜10月頃が目安です。発芽に適した温度は15〜25℃で、比較的幅広い気候に対応できます。

真夏は害虫が多く、冬は成長がゆっくりになるので、春と秋がもっともおすすめです。

ちんげん菜は、深さ1cmの植え穴に1cm間隔で1粒ずつ種を筋まきします。種が隠れるように土をかぶせ、軽く手で押さえます。発芽までは土が乾燥しないように、こまめに水やりしましょう。

ちんげん菜の育て方

日当たり

日当たりがよい場所を選ぶと株がしっかり育ちます。ただし、半日陰でもある程度は育つので、庭やベランダの空いたスペースでもOKです。

強い西日が当たると葉が傷むことがあるので、夏場は遮光ネットで日差しを和らげると安心です。

用土

水はけがよく、かつ保水性のある土を好みます。市販の野菜用培養土で問題ありません。

畑で育てる場合は、植え付けの2週間前に苦土石灰をまいて土を中和し、堆肥をすきこんでふかふかの状態にしておきましょう。

肥料

ちんげん菜は、元肥として堆肥や緩効性肥料を混ぜておくのが基本です。成長が早いため、追肥は必ず必要なわけではありません。

途中で葉の色が薄くなったら、追肥として窒素を多く含む肥料を株元に与えます。肥料切れになると葉が小さく硬くなるので注意が必要です。

水やり

土の表面が乾いたら、たっぷり水をあげましょう。特に発芽直後や真夏は水切れしやすく、乾燥すると葉がしおれてしまいます。ただし、常に湿りすぎていると根腐れの原因になるので注意。

病気・害虫

ちんげん菜はアブラナ科なので、アオムシやコナガなどの青虫がつきやすいです。見つけたら早めに取り除きましょう。防虫ネットをかけると予防になります。

また、「根こぶ病」に注意が必要で、酸性の強い土で起こりやすいので、石灰での土づくりが重要です。連作すると発生しやすいため、アブラナ科の野菜を続けて同じ場所に植えないようにしましょう。

ちんげん菜の収穫時期はいつ?

ちんげん菜は、種まきから30〜40日ほどの短いサイクルで収穫できます。

株の高さが20cm前後になったら根元からハサミで切り取ります。小さめで若いうちに収穫すると柔らかく食べやすいです。

プランター栽培では、外側の葉から順に収穫すれば長く楽しむこともできますよ。

ちんげん菜の育て方は初心者にも簡単!

ちんげん菜は成長が早く、家庭菜園向きの葉物野菜です。春と秋に種をまき、日当たりと水やりに気をつければぐんぐん育ちます。ちんげん菜を育てて、自分の手で新鮮な緑を食卓に並べてみてはいかがでしょうか。