【ブルースターの育て方】植えっぱなしにできる?種まき時期など解説
2024/11/21
ブルースターの基本情報
科・属 | キョウチクトウ科トゥイーディア属 |
分類 | 多年草 |
植え付け時期 | 4〜6月、9月下旬〜10月 |
開花時期 | 5〜10月 |
置き場所 | 日当たりと風通しのよい場所 |
肥料 | 元肥・追肥:必要 |
ブルースターとは
Photo by くみさん@GreenSnap
ブルースターは、キョウチクトウ科トゥイーディア属の多年草です。ブルースターという名前は、5枚の花びらが星のように見えることからつけられました。また、花束やアレンジメント、寄せ植えのアクセントとして人気があります。
南米が原産で暑さに強く、寒さにはやや弱い性質がありますが、暖地であれば屋外で冬越しができます。
開花時期は5〜10月と長く、3cmほどの青い花を咲かせます。草丈は40〜100cmほどで、葉は長い楕円形をしており、茎葉に産毛が生えています。
ブルースターの種まき時期
ブルースターの種まきは4〜6月、または9月下旬〜10月が適期で、発芽温度は20〜25℃です。
種まきの方法は、種まき培養土を入れた育苗ポットに種をまき、ふるいを使って薄く土を被せます。霧吹きで水やりしたあとは、明るい日陰で土が乾かないように管理します。
発芽したら2芽になるよう間引き、草丈10cmほどになったら植え付けができます。 発芽してから開花までには約4〜5ヶ月程度かかるので、春まきがおすすめです。
ブルースターの植え付け
ブルースターの植え付けは、4〜9月が適期です。ブルースターは直根性のため、できるだけ根を崩さずに植え付けてください。
ブルースターの育て方
日当たり
ブルースターは日当たりと風通しのよい場所を好みます。また、雨に当たると葉や花にシミができ見栄えが悪くなるので、雨よけをしながら育てるとよいです。
水やり
ブルースターの水やりは、葉や花に水をかけないよう株元から行います。地植えの場合は、根付いたあとは基本的に水やりは必要ありません。
鉢植えの場合は、土の表面が乾いたら鉢底から流れ出るまでたっぷり水やりをします。多湿が苦手なため、土の湿った状態が続くと枯れてしまうので、乾燥気味に育てます。
用土
ブルースターは、水はけと水もちのよい用土を好み、市販の草花用培養土が使えます。地植えの場合は、植え付け前に腐葉土や堆肥を混ぜて耕しておきましょう。
肥料
ブルースターの肥料は、植え付け時に元肥として緩効性肥料を施します。追肥は、生育期の5〜10月に肥料効果が続くように、定期的に緩効性肥料を与えます。
支柱
ブルースターは半つる性のため、伸びてくると倒れやすいので支柱を立てるとよいです。
切り戻し・剪定
ブルースターの切り戻し・剪定は、8〜9月頃です。茎葉が生長して株が乱れてきたら、草丈の半分くらいの位置で切り戻しをしましょう。
また花が終わったら、花がらを摘み取ることで長く花を楽しむことができます。
夏越し・冬越し
ブルースターは暑さに強く、夏越しの必要はありません。
一方で、寒さにはやや弱いため、腐葉土や敷きわらでマルチングをしましょう。鉢植えの場合は、日当たりのよい室内に移しましょう。
病気・害虫
ブルースターは病気や害虫に強くあまり心配ありません。
春にアブラムシがつくことがあるので、見つけ次第駆除しましょう。
植え替え
ブルースターの植え替えは、4〜6月が適期で、1〜2年に一回植え替えをします。直根性なので、できるだけ根を崩さずに行いましょう。
ブルースターの増やし方
ブルースターは種まきや挿し木、株分けで増やすことができます。挿し木は5〜7月が適期です。株分けは植え替えと一緒に行います。
ブルースターの育て方についてよくある質問
ブルースターは植えっぱなしでも冬越しできる?
ブルースターの耐寒温度は気温3〜5℃ほどまでで、関東以西の暖かい地域であれば植えっぱなしでも冬越しができるでしょう。
凍ってしまったり霜に当たると傷みんで、最悪枯れてしまうので、敷き藁や腐葉土でマルチングして保温してください。
ブルースターの育て方まとめ
Photo by くみさん@GreenSnap
ブルースターは、置き場所や水やりの頻度に注意して乾燥気味に育てれば、初心者でも簡単に育てることができます。
日本ではウエディングに使われるほか、寄せ植えでも上品な青い花がよいアクセントになってくれますよ。ぜひこの記事を参考にブルースターを育ててみてくださいね。