【フィカス・ベンジャミンの育て方】枯れる原因や幹のねじり方は？
2023/2/22
フィカス・ベンジャミンの基本情報
| 科・属 | クワ科フィカス(イチジク)属 |
| タイプ | 常緑高木 |
| 栽培温度 | 5〜35℃うち25℃前後が適温 |
| 置き場所 | 温暖で日当たりと風通しがよい場所。 |
| 水やり | 土の表面が乾いたらたっぷりと。 |
| 肥料 | 春～夏に一回、緩効性化成肥料を置く。なくても育つ。 |
| 冬越し | 5℃以下にならない、日当たりのよい場所で越冬させる。 水やりは控えめに。肥料は与えない。 |
フィカス・ベンジャミンの特徴
小さめで光沢のある葉が美しいベンジャミンは、葉に斑が入ったものや葉がくるんとカールしたものなど、品種がたくさんあります。2、3本の幹が編み込まれている、ねじり仕立ても人気です。
寒さに弱いため基本的に室内で育てますが、どんなインテリアにも馴染みやすい、シンプルでおしゃれな観葉植物です。
フィカス・ベンジャミンの育て方
ベンジャミンの育て方は比較的簡単です。熱帯植物なので、暖かく日当たりと風通しのよい環境で育てましょう。
水は土の表面が乾いてからたっぷりと与え、やや乾燥気味に管理すると健康に育ちます。
肥料はなくてもいいですが、春から夏に一回、緩効性化成肥料を置くと葉の色や生育がよくなります。
フィカス・ベンジャミンの冬の育て方(冬越し)
冬は日当たりがよく暖かい場所で育てましょう。
暖かい季節にベンジャミンの鉢を屋外に出している場合は、最低気温が5℃以下になる前に室内に入れ、室内でも5℃以下にならないように管理します。
暖房器具の近くや暖房の風が直接当たる場所は乾燥しすぎるので、避けて置きます。また、窓の近くは冷えやすいので避けるか、窓とベンジャミンの間にカーテンを引いておきましょう。
夏よりも乾燥気味に管理し、鉢の土が完全に乾いてから水をやるようにします。
冬に肥料は必要ありません。
フィカス・ベンジャミンの育て方についてよくある質問
Photo by りおさん@GreenSnap
ベンジャミンの葉が落ちる！このように枯れる原因は？
ベンジャミンの葉が落ちる原因は主に以下の3つです。
【日光不足】
ベンジャミンは太陽の光が大好きなので、日光不足になると葉を落としてしまいます。
ベンジャミンにあまり日が当たっていないと感じたら、日当たりのよい場所に移動してあげましょう。
【水切れ】
乾燥している場所に置いたり、水やりを忘れたりして土が乾いた状態が続くと、葉を落としてしまいます。
乾燥に気付いたら水をたっぷりあげて、復活するのを待ちましょう。
【寒さにあたった】
5℃以下の場所や冷たい風が吹く場所に置いてしまった場合、寒くて葉を落としてしまうこともあります。
寒い季節は室内に入れてあげましょう。
ベンジャミンの葉が黄色、茶色くなる！このように枯れる原因は？
ベンジャミンの葉が黄色や茶色になってしまう原因は主に以下の2つです。
【葉焼け】
ベンジャミンは太陽の光が大好きな植物ですが、急に強い光に当てると葉が焼けて、黄色や茶色になってしまうことがあります。
暖かい季節にベンジャミンを屋外に置いて育てたい場合は、最初は午前中だけ日が当たる場所に置くなど、少しずつ明るい環境に慣らしてあげましょう。
さらに葉に斑が入っている品種は直射日光に弱いです。真夏は特に、室内でレースカーテン越しの光を当てて育ててあげましょう。
【根腐れ】
水のやりすぎで根腐れを起こすと葉が茶色くなり、しおしおと枯れてしまいます。土の表面が乾いてから水やりすることを心がけましょう。
もし土が臭くなってしまっている場合は、新しい土に入れ替えましょう。
ベンジャミンの幹のねじり方は？
ベンジャミンのねじり仕立てを自分でつくりたい場合、以下のやり方を参考にしてください。
- 高さや太さの同じ20～30cmくらいの高さの苗を2〜3本用意します。
- 用意した苗を寄せ植えし、真ん中に支柱を立てます。支柱はなくてもいいですが、あるとやりやすいです。
- 丁寧に支柱に絡ませるように巻いていきます。
- 巻いた幹が緩んでしまう場合は、紐を結んで固定しましょう。
- 巻き終わると葉にかなりボリュームが出るので、剪定をします。
ベンジャミンのねじり仕立てをつくるのは、かなり上級者向けの作業です。また、同じような大きさ・太さの苗を揃えるのも難しいでしょう。
そのため、お店で売られているねじり仕立ての物を購入するのが、手間がかからずおすすめです。
フィカス・ベンジャミンを室内で育ててみよう！
ベンジャミンは自生地では街路樹にも使われているほど、とても丈夫で育てやすい観葉植物です。そのため、初めての観葉植物としてもおすすめです。
GreenSnapSTOREでは、様々な品種のベンジャミンを販売中。人気のねじり仕立てもありますよ。無料で受けられる育て方サポートもあるので、初めて植物を育てる方でも安心です。
