【フウセンカズラの育て方】種まきの時期は?栽培は簡単?
2024/3/13
フウセンカズラの基本情報
科・属 | ムクロジ科フウセンカズラ属 |
分類 | 一年草、つる性 |
植え付け時期 | 5~6月 |
開花時期 | 7~9月 |
置き場所 | 日当たりと風通しがよい場所 |
肥料 | 元肥:適量/追肥:2週間に1回の液体肥料 |
フウセンカズラとは
Photo by わこ✡️さん@GreenSnap
フウセンカズラは、ムクロジ科フウセンカズラ属の一年草で、風船のようにふくらんだ淡緑色の果実が特徴的なつる性植物です。この果実の中には、白いハート模様の入った黒い種子があります。
本来は熱帯地域が原産の多年草ですが、耐寒性がないため日本では一年草として扱われます。しかし、種子からでも育てやすく、丈夫なので簡単に栽培ができます。
フウセンカズラの育て方
日当たり
フウセンカズラは日当たりと風通しのよい場所で育てます。直射日光にも強いため、グリーンカーテンとしても利用されます。
水やり
フウセンカズラの水やりは、地植えと鉢植えともに土が乾き始めたらたっぷりと水やりをします。生育が旺盛なので水切れに注意しましょう。
種まき・植え付け
種まき
フウセンカズラの種まきは、4〜5月が適期で、発芽適温は20〜25℃です。
フウセンカズラの種子は固く吸水しにくいので、ハサミやヤスリで少し傷をつけて、一晩水につけておきます。種を土にまいたら、軽く土を被せて、土が常に湿っているように管理をします。本葉が4〜5枚になったら植え付けをします。
植え付け
フウセンカズラの植え付けは、5〜6月が適期です。株間は20〜30cmほど空けて、鉢植えにする場合は深めのプランターに植え付けます。
用土
フウセンカズラは水はけと通気性のよい土を好みます。市販の草花用培養土や赤玉土6:腐葉土4の配合土が使えます。
肥料
フウセンカズラの肥料は、植え付けの際に元肥として緩効性肥料を土に混ぜておきます。追肥は、リン酸とカリウムが多めの緩効性肥料、または液体肥料を定期的に与えます。
支柱・仕立て
フウセンカズラはつる性のため、支柱を立てて仕立てましょう。ネットやフェンスに這わせてグリーンカーテンにしたり、鉢植えの場合はあんどん仕立てなどにすると良いでしょう。
切り戻し・剪定
フウセンカズラの本葉が5〜7枚ほどになったら摘心をしましょう。芽の先端を摘み取ることで、新しいわき芽が出てつるの数が増えます。また、つるが伸びすぎたら、その都度切って形を整えてください。
夏越し・冬越し
フウセンカズラは暑さに強いので、夏越し作業は必要ありません。
冬越しも一年草のため必要ありません。
病気・害虫
フウセンカズラの病気の被害はあまりみられません。
害虫は、ハダニに注意して、見つけたらすぐに駆除します。
植え替え
一年草のため、植え替えの必要はありません。
フウセンカズラの育て方まとめ
Photo by ブッキーさん@GreenSnap