【桔梗の育て方】植えっぱなしで冬越しできる?植え替え時期はいつ?
2025/6/17
桔梗の基本情報
科・属 | キキョウ科キキョウ属 |
種まき時期 | 2〜5月 |
開花時期 | 6〜10月 |
育てる場所 | 日当たりと風通しのよい場所で育てる |
水やり | 地植えの場合は不要。鉢植えはこまめに水やりする |
肥料 | 3~9月 |
夏越し・冬越し | 冬は腐葉土などでマルチングする。夏は明るい日陰で育てる |
桔梗はどんな場所で育てればいい?
桔梗は、日当たりや風通しのよい環境でよく育ちます。鉢植えの桔梗を室内で育てるなら、なるべく日当たりのよい場所に置きましょう。
また、桔梗は水はけのよい弱酸性の土を好みます。鉢植えで育てる際は、市販の草花用の培養土に赤玉土を少し混ぜ、地植えなら庭土に腐葉土や堆肥などをすき込見ましょう。
桔梗の種まき時期はいつ?
桔梗の種まき時期は2〜4月頃、植え付け時期は2〜3月頃が適期です。桔梗は深く植えると新芽が伸びにくいため、地表近くに浅く植えるとよいでしょう。
桔梗の育て方
Photo by ミサさん@GreenSnap
水やり
鉢植えの桔梗は、土が乾燥したタイミングでたっぷり水を与えます。地植えの場合は、根付けば水やりをする必要はありません。
肥料
桔梗は、植え付け時に元肥として緩効性肥料を混ぜておきます。鉢植えの場合は、花が咲いている間に適量の肥料を与えましょう。植え替えのときは、リン酸やカリウムを多く含んだ緩効性肥料を施すとよいです。
開花時期
桔梗の開花時期は、6〜9月頃です。
剪定・切り戻し
桔梗の剪定は、花が咲き終わる7~8月頃が適期です。花が咲き終わったら、2/3ほどの茎を残して切り戻します。この時期に剪定することで、秋の時期もきれいな花が楽しめるでしょう。
夏越し
桔梗は暑さに弱いため、夏は明るい日陰で管理するとよいです。
桔梗は植えっぱなしでも冬越しできる?
桔梗は寒さには強いため、地植えの場合は植えっぱなしにしていても問題なく冬越しできます。
ただし、霜が発生するような寒冷地域では、念のため腐葉土を被せてマルチングすることをおすすめします。
また、鉢植えの場合は根詰まりを起こすことがあるため、植えっぱなしにはせず、植え替えすることをおすすめします。
桔梗の植え替え時期は、芽が出る時期より前?
桔梗は根詰まりしやすいため、鉢植えなら1年に1回、地植えの場合は3年に1回のペースで植え替えるとよいです。
桔梗の植え替え時期は、春の芽が出る直前の2〜3月頃が適期です。芽出しのタイミングに合わせることで、株へのダメージを最小限に抑えることができます。
鉢植えは古い鉢から株を抜き取り、土を落とします。長く伸びた根などはカットして、一回りほど大きな鉢に植え替えてくださいね。
桔梗の育て方についてよくある質問
桔梗の花が咲かない!茎が伸びすぎる原因は?
Photo by ふぅぅぅさん@GreenSnap
桔梗の花が咲かない理由はいくつかありますが、その一つが育てる環境です。一年を通して日当たりのよい場所を好むため、日陰で育てると花が咲かないことがあります。室内で育てる場合でも、窓辺など日光が当たる場所に置くようにしましょう。
また、根詰まりが原因なこともあるようです。そのため、定期的に植え替えをするようにしてください。そのほか、桔梗は剪定時期に花芽をカットしてしまうと、花が咲かなくなってしまいます。剪定するときには、花芽を摘み取らないよう注意しましょう
桔梗の挿し芽による増やし方は?
桔梗の株分けや種まき、挿し芽で増やすことができ、挿し芽は5〜6月が適期です。新しく伸びた枝を、切り口がななめになるようにカットします。水を入れた容器に挿し穂を1時間ほど浸して、水あげしておきましょう。
次に、下葉を2〜3枚ほど取りのぞいたら、土を入れた新しい鉢に挿し穂をさします。発根するまでの間は、明るい日陰で乾燥させないように管理しましょう。
鉢植えの桔梗は、植えっぱなしはNGなので注意!
Photo by fzkさん@GreenSnap
桔梗は、星型をした花がなんともかわいらしいですね。パープルの品種が多いですが、ピンク色や白色などの花色もありますよ。桔梗は球根植物ですが、地植えなら植えっぱなしでも育てることができます。鉢植えはそのままだと根詰まりを引き起こすため、定期的に植え替えてくださいね。
桔梗は育て方も難しくないので、初心者の方でも育てやすいです。機会があれば、ご自宅で桔梗を育ててみることをおすすめします。