【バコパ(ステラ)の育て方】切り戻しの方法は?地植えで越冬できる?
2024/3/26
科・属 | ゴマノハグサ科/ズーテラ属 |
分類 | 一年草 |
植え付け時期 | 3月〜5月、9月〜10月 |
開花時期 | 春〜秋 |
置き場所 | 日当たりと風通しの良い場所 |
肥料 | 元肥・追肥が必要 |
バコパ(ステラ)とは?

Photo by Mさん@GreenSnap
バコパとは、南アフリカ原産のオオバコ科スーテラ属で、常緑多年草として分類される植物です。春から秋にかけてピンク、白、紫などの小さく可愛らしい花を咲かせます。地面を這うようにして育つ性質があるため、グランドカバーにしたり、寄せ植えの隙間やハンギングバスケットやなどで楽しむのにぴったりの植物です。
バコパ(ステラ)の育て方
置き場所・日当たり
バコパは日当たりが良く、風通しの良い場所を好みます。しかし、夏の高温多湿と強い日差しは避け、半日陰の場所で管理することが理想的です。冬は霜から守るために、室内に取り込むことをおすすめです。
バコパは多年草のため、2〜3年は楽しむことができます。ただし、冬の寒さに弱く、霜が降りる地域では越冬できないので地植えで冬越しする場合は寒さ対策を施しましょう。
植え付け
バコパの苗の植え付けは3月から5月または9月から10月が適期です。バコパは生育旺盛なため、複数植え付ける場合は30〜40cm程度の間隔をあけて植えましょう。
用土
バコパは水はけの良い用土を好みます。赤玉土と腐葉土、ピートモスを混ぜた土が適しています。鉢植えの場合は、通気性と排水性に優れた土を選びましょう。
肥料
バコパは植え付けの際に元肥を施していれば、追肥は必要ありません。鉢植えの場合は、開花期の春から秋にかけて、月に1回の液体肥料を与えましょう。
切り戻し・剪定
バコパは多湿の環境が苦手なため、6月〜9月に切り戻しを行い、風通しを良くすることで病害虫を防げます。短く切り過ぎると枯れてしまうので、葉が少し残る程度に長さを残して間引きましょう。
また、秋に切り戻しをすれば、新芽の発生を促すことができます。
水やり
バコパは土の表面が乾いたらたっぷりと水を与えますが、株が蒸れないように根本に水やりすることを心がけ、過湿には注意してください。夏の暑い季節は、朝夕の涼しい時間帯に水やりをしましょう。
病気・害虫
バコパは、アブラムシやコナジラミの被害に注意しましょう。バコパは病気には強いですが、害虫によって病気が発生することがあります。害虫を見つけたら、すぐに対処しましょう。
植え替え
バコパは生育旺盛なため、鉢植えの場合は冬越しした後の春に植え替えを行います。古い土を取り除いて、ひと回り大きな鉢へ移しましょう。
バコパ(ステラ)の育て方まとめ
バコパは、適切な管理を行うことで、長期間にわたってその美しい花を楽しむことができます。寄せ植えや花壇を彩る花として、ぜひ楽しんでみてくださいね。