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【ツツジの育て方】植え替え時期や植え方は?土は庭土でOK?

2023/7/6

ツツジの基本情報

科・属 ツツジ科ツツジ属
分類 常緑低木、落葉低木 ※品種による
植える時期 3月、9~10月
開花時期 4〜5月
育てる場所 日当たりと風通しのよい場所に置く
水やり 乾燥気味を好む
肥料 基本的には不要

ツツジとは

ツツジ 白

Photo by tomoさん@GreenSnap

ツツジとは、春になると鮮やかな花を咲かせる植物です。公園や学校の生垣などに利用されることが多く、親しみもあります。

そんなツツジは暑さにも寒さにも強く、地植えであればさほど管理の手間もなく、育てやすい花木といえます。鉢植えでも楽しめて、コンパクトに育てられます。

ピンク色や白色の花がメジャーですが、品種によっては赤色やオレンジ色などの花色もあります。

ツツジの育て方

日当たり

多くのツツジは日当たりのよい環境を好みます。日陰で育てると、花つきが悪くなります。

直射日光に弱い品種の場合は、半日陰または明るい日陰で育てましょう。

用土

ツツジは水はけのいい、酸性よりの土を好みます。

そのため、地植えの場合は庭土でも育つことが多いです。可能であれば腐葉土などを混ぜておくといいでしょう。鉢植えの場合は、市販のツツジ専用の培養土などで問題ありません。

植え付け・植え方

ツツジの植え付け時期は4〜7月頃です。根鉢より一回り以上大きな植え穴を掘って、苗気を植え付けましょう。

水やり

ツツジは乾燥気味を好むため、水やりのしすぎに注意してください。基本的には土が乾燥したタイミングで、こまめに水やりしましょう。

ただし、夏場は水切れしやすいため、鉢植えの場合は、状況に応じて1日2回水やりをしてもいいでしょう。地植えの場合は、ある程度大きく成長したら、そこまで水やり頻度に気を使わなくて大丈夫です。

肥料・追肥

ツツジには元肥として十分な緩効性肥料を施します。元肥が十分であれば、追肥は必ずしも必要ではありません。

花つきが悪い、元気がないといった様子のときのみ、2月、6月、 10月頃に追肥しましょう。

病気・害虫

ツツジはうどんこ病にかかりやすい傾向があります。

葉の表面にうどん粉のような白い斑点が現れる病気で、土の乾燥が原因でかかることが多いです。

さらにツツジには、アブラムシやベニモンアオリンガという害虫が発生することがあります。

ベニモンアオリンガはツツジの花芽を食害し、放置すると花が咲かなくなるようです。ベニモンアオリンガを見つけたら、すぐに駆除しましょう。

ツツジを鉢植えするときの育て方

ツツジを鉢植えで育てる場合は、2年に1度の頻度で植え替えが必要になります。植え替え時期は、花後の5〜6月または10月頃が適期です。

また、ツツジを鉢植えで育てる場合は、夏の間だけ半日陰となる場所に移してあげるといいでしょう。

水やりの手間は、地植えよりもかかります。特に夏の水切れには注意しましょう。

ツツジの育て方についてよくある質問

ツツジの花が終わったらどうすればいい?

ツツジは5月頃に花が終わったら、すぐに翌年に向けて花芽をつけはじめます。 そのため、花芽ができる前までの間に剪定をしてください。

剪定することで病害虫の予防になり、翌年の花つきもよくなりますよ。詳しい剪定方法については、こちらの記事を参考にしてください。

ツツジの冬越しの仕方は?

ツツジは寒さには強い方ですが、冬場は風をさえぎれるような場所に移動させるとよいです。地植えの場合は、なるべく日当たりや水はけのよい場所で栽培しましょう。

ツツジが枯れる原因とは?

ツツジは水切れによって枯れることが多いです。特に鉢植えで育てている場合は、水切れしやすいので注意しましょう。

ツツジは地植えで育てるとかんたん!

ツツジ ピンク

Photo by こじかさん@GreenSnap

ツツジは鮮やかな花色が美しく、日本でもメジャーな植物の一つですね。生垣などで利用されることが多く、鉢植えでコンパクトに育てることもできます。鉢植えなら、ベランダなどでも育てやすいですね。

ツツジの育て方はむずかしくないですが、特に地植えはほとんど手間がかからず、丈夫であるので、初心者向きの植物といえます。機会があれば、ぜひともご自宅でツツジを育ててみてください。