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【金魚草の育て方】種まき時期はいつ?花が終わったら?

2023/8/18

金魚草の基本情報

科・属 ゴマノハグサ科キンギョソウ属
タイプ 一年草
植え付け時期 4〜5月、9〜10月
開花時期 4~6月
育てる環境 日当たりのよい環境を好む
肥料 庭植えはほとんど不要。鉢植えは春と秋に少量施す
夏越し 夏は、風通しがよく直射日光の当たらない半日陰や明るい日陰で管理する

金魚草は、金魚を連想させる愛嬌のあるふっくらとした形状と鮮やかな花色が特徴の植物です。花色は、ピンク、オレンジ、黄色、赤などバラエティ豊かで、直径約5センチのサイズをしています。エキゾチックな雰囲気と甘い香りが魅力的で、花壇にも映え人気のある植物です。

金魚草の育て方

金魚草

Photo by もじさん@GreenSnap

ここからは、金魚草の育て方についてそれぞれ詳しく解説します。

日当たり

金魚草は、明るい日当たりを好む植物です。しかし、直射日光には弱いため、強い光が当たるところは避けましょう。また、冬の季節には光量が減少するため、十分な明るさを確保するためには照明を利用することも検討するとよいです。

土づくり

金魚草は、通気性のよい土を好みます。鉢植えは水はけのよいものを選び、庭植えでは、堆肥や腐葉土を混ぜて土壌改良しておきましょう。

種まき・植え付け

種まきの適期は、春または秋です。暖地や平地は秋にまき、寒冷地は春にまくことをおすすめします。 植え付けには、水はけのしっかりできる鉢底穴のある鉢を選ぶとよいです。苗を鉢に慎重に植え付け、苗の根が傷つかないように注意してください。

水やり

土の表面が乾いていたら、水やりを行いましょう。金魚草は乾き気味の土を好むので、水のやりすぎには注意してください。過湿が過ぎると、根腐れをしてしまう可能性があります。

肥料

金魚草の庭植えの場合は、成長が早いため肥料はほとんど不要です。 鉢植えの場合は、春と秋に少量の液体肥料を施しましょう。肥料が多かったり濃いと根が傷みやすいため気をつけてください。

剪定・切り戻し

金魚草は通常、剪定を必要としません。一般的には、茎の先端が伸び過ぎたり形が崩れてきた場合に程度に合わせて切り戻すことがあります。ただし、金魚草は小さな茂みのような形状を持ち、自然な形が美しいとされていますので、過度な剪定は避けた方がよいです。

夏越し・冬越し

夏は、日の当たり方によっては葉焼けを引き起こす可能性があるため、日陰や直射日光を避けた風通しのよい場所で育てましょう。

金魚草は寒冷な環境に弱いため、冬は室温が10℃以上を保てる場所に移動させると安心です。窓際などの寒冷地からの冷たい風を避け、暖かい場所に置くのがよいでしょう。

植え替え

金魚草は、夏前までの一年草として扱うので植え替えの必要は一般的にありません。しかし、株が根詰まりしてきたり、土が弱ってきた場合は行いましょう。

植え替え方法は、金魚草を鉢から取り出して、根が絡まっている部分を優しくほぐします。そして古い土を根から軽く取りのぞき、長い根を適度に切り戻し、根を新しい鉢の中心に置きます。そして根を新しい土にしっかりと被せながら、周囲に土を追加していきましょう。

金魚草の育て方でよくある質問

金魚草

Photo by ひろさん@GreenSnap

ここからは、金魚草の育て方でよくある質問について解説します。

金魚草が枯れる原因は?

金魚草が枯れる原因は、過剰な水や肥料、日光不足や直射日光の原因が考えられます。枯れる原因を考慮しながら、適切な水やり、日光の調節、栄養管理を行って金魚草を育てましょう。

金魚草の花が終わったらどうする?

金魚草の花がしおれたら、茎の付け根から摘みとりましょう。そして、翌年に向けて新たな花芽を形成するために休眠期を与える必要があります。休眠期に入るために、明るく涼しい場所に移動させましょう。

金魚草の増やし方は?

金魚草は、種まきか葉挿しで増やすことができます。 種まきは、植え付けと同じ時期と方法で行ってください。 葉挿しは、金魚草の葉を切り取り、適切な長さに切り揃えます。少し時間を置き乾燥させたら、葉を水苔や水に浸けると根を出すことができます。そして新しい株が発生したら、地植えまたは鉢に移植させましょう。

金魚草を種まきから上手に育てよう!

金魚草の花は、多くの品種があり色とりどりの鮮やかな花が魅力的です。また広い範囲の環境に適応することができ、一般的に育てやすい植物と言われています。金魚草の種をまき、美しい花や葉を楽しみましょう。