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【アンスリウムの育て方】植え替え時期や花が咲かない原因なども解説

2023/1/11

アンスリウムの基本情報

科・属 サトイモ科ベニウチワ属
タイプ 多年草
置き場所 明るい日陰〜半日陰(生育適温:20〜30℃)
水やり 春夏は表土が乾いたらたっぷり、冬は控えめにする。
開花時期 5〜10月 ※仏炎苞が色づく時期
耐陰性 強い
耐寒性 やや弱い(耐寒温度:10℃)
冬越し 室内の暖かい部屋に置く

 

アンスリウムの特徴

アンスリウムは、ビニールのような光沢があるハート型の仏炎苞(ぶつえんほう)を持つのが特徴の観葉植物です。実は仏炎苞は花ではなく、花を包むように葉が進化したもの。アンスリウムの花は仏炎苞の真ん中から伸びる棒のような部分です。

観葉植物は常緑のものが多いですが、華やかな色がアクセントとなるアンスリウムはトロピカルな雰囲気を放ち、ほかの観葉植物にはない雰囲気が魅力的です。

観葉植物としても人気ですが、日本では生花の花材としても定着しています。

アンスリウムの育て方

アンスリウムは耐陰性が強いため、日陰の多い部屋でも育ちます。ただし、日光が弱すぎると葉色が悪くなり全体的に株も弱ります。日光がほとんど当たらないような場所で育てる場合は、定期的に日光浴をさせてやると良いでしょう。

春〜秋は屋外でも育ちますが、直射日光に当てないように注意しましょう。直射日光に当たると、葉焼けを起こして葉色が抜けて白くなってしまう可能性があります。

また、比較的高温多湿の環境を好むので、春〜秋の生育期には鉢土が乾いたらたっぷりと水をやります。さらに、葉水もこまめにするといいでしょう。

冬の間は水やり頻度を控えます。表土が乾いてから2〜3日あけて水やりしましょう。

夏場の暑い時期はハダニが発生しやすくなるので、破水の回数を増やして予防しましょう。

アンスリウムの育て方(冬越し)

アンスリウムは寒さに弱いので、冬の時期は明るく暖かい室内で管理するといいでしょう。

また、冬は過湿による根腐れに注意が必要です。水やり頻度は控えめにして、鉢土を乾かし気味に管理するのがコツですが、室内で暖房の効いている部屋では乾燥が激しい場合もあります。室温が暖かい時間帯に軽く霧吹きで葉水をやりましょう。

アンスリウムの植え替え時期はいつ?頻度はどれくらい?

アンスリウムの植え替え時期は、成長期の5〜9月頃が適期です。気温15℃以上を保てる頃になったら、植え替え作業をおこないましょう。なお、植え替え頻度は2〜3年に1度です。

アンスリウムの育て方でよくある質問

アンスリウムの花が咲かない原因は?

生育期の5月ごろになってもアンスリウムの花が咲かない原因は、肥料不足、根詰まりを起こしている、根腐れを起こしている、日照不足の4つの原因が考えられます。

中でも最も多い原因が肥料不足。開花には体力が必要なので、養分が足りないと花芽が伸びていきません。生育期に入れば、月に一回の頻度で緩効性肥料をやりましょう。

二番目の原因は、日照不足を疑いましょう。アンスリウムは耐陰性が強いですが、ずっと日に当たらないと株が弱ってきます。レース越しのカーテンなど、明るい日陰で管理しましょう。

最後に疑われるのが、生長しすぎて鉢に根が回る根詰まり、過湿による根腐れです。鉢底から根が見えている場合は根詰まりを起こしている可能性が高いのでひと回り大きな鉢に植え替えてやりましょう。根腐れは、鉢土の状態を確認し、一度掘り起こして確認してみましょう。

アンスリウムが枯れる原因は?

アンスリウムが枯れる原因で一番多いのが根腐れです。根腐れは、まさに水のやりすぎが一番の原因です。根腐れを起こすと、葉が茶色く枯れて変色してきてしまいます。

毎日水やりをするのではなく、鉢土の状態をしっかり確認してから水やりを行いましょう。土の表面が乾いていても、中はまだ湿っていることもあります。不安な場合は水やりチェッカーなどを使って管理しましょう。

アンスリウムに剪定は必要ですか?

アンスリウムは株姿が乱れることはあまりないため、剪定の必要はありません。ただし、古くなってきた葉や花は剪定した方が見た目をきれいに保てます。

傷んできた茎は、清潔な花ハサミ使って根元から切り落としましょう。株が大きく育ってくると茎から既婚を出すことがあります。気根はそのままにしても問題ありませんが、じゃまであれば切り取ってしまっても影響はありません。

アンスリウムの育て方はかんたんで初心者にもおすすめ!

アンスリウムの仏炎苞は約3カ月も持つほど長い期間楽しめるので、インテリアグリーンとしてもぴったりです。冬場の寒さに気をつければ、育て方もとても簡単。

初心者にもおすすめのアンスリウムをお部屋に飾ってみてくださいね。

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