【アジュガの育て方】植え替え時期は?冬は枯れるの?
2025/3/18
アジュガの基本情報
科・属 | シソ科アジュガ属 |
分類 | 多年草 |
植え付け時期 | 3~5月、9~11月 |
開花時期 | 4~6月 |
置き場所 | 風通しのよい半日陰 |
肥料 | 元肥:必要/追肥:不要 |
アジュガとは
Photo by ぷーさんさん@GreenSnap
アジュガは、シソ科アジュガ属の多年草で、4〜6月に青紫やピンク、白の花を咲かせます。草丈は10〜30cmほどで、品種によってさまざまな葉姿とカラーリーフが特徴です。また生育旺盛で耐陰性があり、グランドカバーとしても適しています。
身近なものに、ジュウニヒトエという品種が日本の本州や四国には自生しています。
アジュガの育て方
日当たり
アジュガは木漏れ日のような場所を好み、風通しのよい半日陰で育てます。耐陰性があり、1日の日照時間が1〜2時間ほども育ちます。
夏は直射日光を避けて、風通しのよい場所で育ててください。夏の直射日光は葉焼けの原因になるため、適度な日差しの場所を選びましょう。
水やり
鉢植えの場合は、土の表面が乾いたらたっぷりと水やりします。アジュガは乾燥に弱いため、夏は水切れに注意しましょう。
地植えの場合は、基本的に水やりの必要はありませんが、乾燥が続くようであれば水やりします。
植え付け
アジュガの植え付けは3〜5月、9〜11月が適期で、株間20cmほど空けて植え付けます。アジュガは暑さに少し弱いため、秋に植え付けるのがおすすめです。
用土
アジュガは水はけと水もちのよい土を好み、草花用培養土が適しています。また、赤玉土6:腐葉土3:軽石1の配合土も使えます。
肥料
アジュガの肥料は、元肥として緩効性肥料を与えます。また追肥は、春に緩効性肥料を置き肥するとよいでしょう。アジュガは肥料をあまり必要としないため、肥料は控えめに与えましょう。
切り戻し・剪定
アジュガの剪定は、基本的に必要ありません。ただし、開花期は花がらを摘み取るようにしましょう。
病気・害虫
病気は、灰色かび病に注意します。多湿の環境で発生しやすいため、風通しのよい場所に置き予防します。
害虫は、アブラムシとハダニに注意します。春ごろに発生しやすいので、見つけ次第駆除します。
アジュガは冬に枯れる?冬越しできる?
アジュガは耐寒性があり、気温−10℃ほどでも地植えで冬越しできます。霜に当たらないよう敷きわらして、保護するとよいです。
アジュガの植え替え時期はいつ?
アジュガの植え替え時期は3〜5月、9〜11月が適期です。
鉢植えの場合は、根が回ってきたら一回り大きな鉢に植え替えます。地植えの場合でも、植え付けてから4年ほど経ったら新しい土に植え替えると生育がよくなります。
アジュガの育て方についてよくある質問
アジュガの花つきが悪いのはなぜ?
アジュガは多肥になると、葉が茂って花つきが悪くなります。また植え付けて4年ほど経っている場合は、生育が衰えてくるので新しい土に用土に入れ替えるとよいです。
アジュガの葉色を濃くするには?
土壌の窒素成分が少ないと葉や茎の生育が悪くなり、葉色もうまく出ません。窒素成分の含まれている肥料を与えてみましょう。
アジュガは冬も枯れることないので寄せ植えにも◎
Photo by KKママさん@GreenSnap
アジュガは、直射日光に気をつければ、生育旺盛で初心者でも育てやすいです。また、常緑性なのでグラウンドカバーや花壇の縁取り、寄せ植えに適した植物ですよ。ぜひこの記事を参考にアジュガを育ててみましょう。