【アジアンタムの育て方】植え替えや水やり頻度は?室内のどこに置く?
2023/2/9
アジアンタムの基本情報
科・属 | イノモトソウ科クジャクシダ属(諸説あり) |
生育適温 | 25℃前後 |
耐寒性 | 弱い |
耐暑性 | 強い |
置き場所 | 湿度の高い半日陰となる室内 |
水やり | 土が乾く前にたっぷり水をやる。葉水もこまめに行う。 |
アジアンタムは育てるのがむずかしい?
Photo by ゆーさん@GreenSnap
アジアンタムは、そよそよと風に揺れる小さな葉がかわいい観葉植物。シダの仲間で、株状のこんもりとした姿に育ちます。
直射日光と乾燥に弱いので、室内で管理するのが向いています。大きくなることがなく、デスクや棚の上などにちょこんとおいて楽しめます。
また、日当たりと水やり頻度にさえ気をつければ、育て方もむずかしくないので、初心者の方にもおすすめです。
アジアンタムの育て方
アジアンタムの育て方のポイントは、強い直射日光と乾燥を避けること。強い日差しやエアコンの風が当たらない、明るい日陰〜半日陰に置きましょう。
多湿を好むため、春〜秋の間は土が乾ききる前にたっぷりと水やりをし、葉水もこまめに行います。
肥料については、与えなくても十分育ちます。もし元気がない場合などは、生育期の春~秋であれば少なめの遅効性固形肥料を2か月に1回、もしくは10日に1回薄めの液体肥料を与えてみましょう。
アジアンタムの冬の育て方(冬越し)
アジアンタムの耐寒温度は10℃前後と、あまり寒さに強くありません。窓際は冷えるので、窓からは離した場所で管理しましょう。
また、寒いからといって暖房器具の近くや温風があたる場所に置くと乾燥して枯れてしまいます。暖房器具から離して置き、可能であれば加湿器をつけてあげるとよいでしょう。
水やりは少しだけ頻度を落とし、土の表面が乾いたらあげます。冬の室内は乾燥するので、加湿器をつけていても葉水はこまめに行ってください。
アジアンタムの育て方についてよくある質問
アジアンタムはお風呂場においても育つ?
アジアンタムは湿度の高い空間を好むため、日当たりさえ条件をクリアしていれば、お風呂場において育てることも可能です。
アジアンタムが枯れたら?
アジアンタムは葉が枯れてしまっても、根が生きていれば復活します。
チリチリになってしまった葉は戻らないので、枯れた葉は元から切りましょう。そのまま水やりを続けていれば、新しい葉が出てきますよ。
うまく葉が出てきたら、アジアンタムの生育期である初夏~初秋の頃に、株分けして増やしておくのもおすすめです。鉢から根を引き抜いたらハサミで根鉢を二つに切り分け、それぞれ別の植木鉢に植え付けるだけで、株分けは終了。植え付けの方法は次の植え替えの段落を参考にしてください。
アジアンタムは育て方が少し難しいので、株分けして増やしておくと安心ですよ。
アジアンタムに植え替えは必要?時期はいつ頃?
アジアンタムは環境がよければ成長が早いです。鉢から水が抜けるのが遅くなってきたと感じたら根詰まりを起こしている可能性があるので、植え替えを行いましょう。
植え替え時期は、生育期である初夏~初秋頃が敵期です。
準備するもの
- 観葉植物用の土
- 鉢底石
- 一回り大きい鉢
- スコップ
手順
- アジアンタムを鉢から取り出す。
- 優しく根をほぐしながら、古い土を落とす。
- 新しい植木鉢に鉢底石を入れ、その上に観葉植物の土を少し入れる。
- アジアンタムを入れ、根の周りに土を入れる。
- たっぷり水やりをする。
- 水やりで少し土が下がるので、もう一度土を足す。
植え替えと同時に株分けをするのもおすすめです。
アジアンタムの育て方はむずかしくない!
アジアンタムは温暖で湿潤な森の中で、木漏れ日を浴びて生息している植物です。そのためお部屋で育てるには少し難しいところもありますが、うまく育てればさわやかな森の雰囲気を感じられる素敵なインテリアになりますよ。
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