鉢植えシマトネリコの管理方法!室内や玄関、屋外で違いはある?
2023/8/3
シマトネリコは大きく成長するため、庭木として人気があります。しかし、じつは鉢植えでも育てられることをご存じでしょうか?鉢植えにすることで管理もしやすく、屋外だけでなく室内でも楽しめます。
今回は、鉢植えシマトネリコの管理方法や冬越しについて詳しく解説します。シマトネリコを鉢植えで育ててみたい方は、ぜひ参考にしてみてください。
鉢植えシマトネリコの管理方法
Photo by にわかわさん@GreenSnap
置き場所
鉢植えシマトネリコは、日光が当たる窓際あたりで管理します。ただし、夏の直射日光に当たると弱ってしまうため、7〜9月頃にかけては半日陰の場所に置くことよいです。
土
シマトネリコは水はけのよい土を好み、赤玉土2:腐葉土:1の割合の土に植え付けます。受け皿を使っている場合は、なるべく水を貯めないようにしましょう。水はけが悪いとシマトネリコが根腐れしやすく、鉢の底に受け皿を設置している場合は、そこに水がたまっていても株が弱ることもあります。
水やり
シマトネリコは、春〜秋頃は土が乾燥する前に水やりすることがポイントです。秋〜冬の間は、土が乾いてから水を与えましょう。
肥料
シマトネリコの肥料は、4〜10月頃に施します。緩効性肥料を2ヶ月に1回のペースで鉢の縁に置いてくださいね。液体肥料を利用する場合は、10日ごとに与えると効果が出てきます。
鉢植えシマトネリコの植え替え時期、頻度はどれくらい?
シマトネリコの植え替えは4月頃が適期で、1〜2年に1回を目安にして植え替えましょう。成長が早い植物なので、そのまま放置すると根がぐるぐるになって、次第に枯れてしまいます。
シマトネリコは、鉢底から根が出てきはじめたら植え替えのタイミングです。古い鉢から根鉢を取り出して土をほぐし、古い根などを根を取りのぞきます。一回りほど大きな鉢に植え替えたあと、たっぷり水やりをします。鉢の大きさを変えない場合は、根を1/3ほどカットして植え直します。
鉢植えシマトネリコの冬の管理方法(冬越し)
シマトネリコは、寒い地域では鉢植えにして室内で育てるとよいです。室内での置き場所は窓際がおすすめで、なるべく日当たりのよい場所で管理してくださいね。
冬場に室内で管理するときも、土が乾燥したらこまめに水やりをしましょう。
鉢植えシマトネリコについてよくある質問
シマトネリコを鉢植えで育てる場合、どれくらい大きくなる?
Photo by あーぴーゆーさん@GreenSnap
シマトネリコは庭木でも楽しめますが、コンパクトに育てたいなら鉢植えで管理しましょう。鉢植えの場合は1.5mほどまで成長することが多く、室内のインテリアとしてもおすすめです。
鉢植えのシマトネリコを屋外で育てる場合は、強風で倒れることもあるので、置き場所などには気をつけましょう。
シマトネリコを大きくしたくない!小さいまま育てるにはどうする?
シマトネリコを小さく育てるなら、定期的に剪定をしましょう。剪定時期は3〜4月上旬、6〜7月上旬、9〜12月上旬のいずれかで行います。
シマトネリコは剪定することで、全体的に風通しもよくなり見栄えもよくなります。病害虫の発生も予防でき、健康的に育てることができるでしょう。
鉢植えのシマトネリコを玄関、屋外で育てるときの注意点は?
シマトネリコの耐寒性は−5℃ほどまであることから、暖かい地域なら冬場でも屋外に置いて育てられます。玄関などの屋外で育てるときは、日当たりのよい場所に置いてくださいね。シマトネリコは日当たりが悪いと枝が間延びしてしまい、見栄えもよくありません。
また、マトネリコは-3℃を超える地域であれば、室内に取り込んで管理しましょう。
シマトネリコを鉢植えで育ててみよう!
Photo by ユーカリの民さん@GreenSnap
シマトネリコはインパクトがあるので、シンボルツリーとして庭木でも楽しめます。初夏になると白い小花をたくさん咲かせ、かわいらしいですね。
シマトネリコを鉢植えで育てるなら、見た目もコンパクトなので管理もしやすいです。成長が早いため、定期的に植え替えることで元気よく育ってくれますよ。
ぜひともご自宅で鉢植えのシマトネリコを育ててみることをおすすめします。