枝豆の収穫時期とタイミングの見極め方は?花が咲いてから何日?
2025/7/10
枝豆は夏の風物詩として多くの人に愛されている野菜です。しかし、その美味しさを最大限に引き出すには、適切な時期に収穫することが大切です。
本記事では、枝豆の収穫時期や見分け方、注意点などを詳しく解説します。家庭菜園で枝豆を育てている方はぜひ参考にしてくださいね。美味しい枝豆を楽しむ秘訣をお伝えします。
枝豆の収穫時はいつ?

Photo by seheeさん@GreenSnap
枝豆の収穫時期は、一般的には7〜8月頃がピークです。
ただし、枝豆には早生・中生・晩生という種まき時期の異なる品種が存在するため、それぞれで収穫時期にも若干のズレが生じます。
品種 | 種まき時期 | 収穫時期 |
---|---|---|
早生種 | 4〜5月 | 6〜7月中旬 |
中生種 | 5〜6月 | 7〜9月 |
晩生種 | 6〜7月 | 9〜10月中旬 |
枝豆の早生種は6〜7月中旬頃、中生種は7〜9月頃、晩生種は9〜10月中旬頃が収穫時期の目安となります。
枝豆の種まきから収穫までの日数は?花が咲いてからは?
枝豆の種まきから収穫までの日数は、約70〜90日といわれています。花が咲いてからは、約40〜50日後が目安となります。
ただし、これらの日数はその年の天候などでに左右されるため、枝豆の花が咲いてから1ヶ月ほど経過したら、以下の点を観察し、ベストなタイミングを見極めた方がいいでしょう。
枝豆の収穫タイミングの見分け方
枝豆の収穫のタイミングの見極めは、さやが緑色で膨らみ、豆が十分に大きくなったとき基本です。
以下4つのポイントを確認しておくといいでしょう。
- さやの色:鮮やかな緑色
- さやの膨らみ具合:豆が十分に大きくなり、さやが膨らんでいる
- さやの手触り:ふっくらとして、中の豆の形がはっきりわかる
- 株全体の様子:全体の8割程度のさやが膨らんでいる
これらのサインが見られたら、収穫ベストなタイミングです。枝豆は収穫が早すぎると未熟で風味が劣り、遅すぎるとさやが黄色くなり、豆が硬くなってしまうので注意してください。
また、枝豆は収穫に適した期間が約1週間〜10日間程度と短いため、収穫の遅れにも注意が必要です。
枝豆はすべての豆が同時に熟すわけではないので、数日おきに確認してそれぞれにぴったりのタイミングで収穫することをおすすめします。
枝豆を収穫するときの注意点
枝豆を収穫する際は、以下の点に注意しましょう。枝豆は収穫後すぐに味が落ちてしまうため、収穫のタイミングと保存方法が重要です。
- 早朝の涼しい時間帯に収穫する
- さやがふくらみ、実が十分に大きくなった株を根元から引き抜くか、さやのみ個別で収穫する
- 収穫後はすぐにキッチンペーパーなどに包んで冷蔵庫で冷やすか、調理する
- 収穫してその日のうちに食べるのが最も美味しい
- 育ち過ぎた実は、そのまま大豆として収穫を待つ
枝豆の収穫時期を知って、美味しく食べよう!
枝豆は収穫後も育つので、収穫したらすぐに食べるのがポイントです。生のままで保管するよりも、茹でで保管した方が美味しい味をそのまま残すことができます。市販のものとは比べものにならない新鮮さと味わいをぜひ楽しんでくださいね。