芝生の根切り(エアレーション)に適した時期と手順を徹底解説!
2024/8/1
芝生を健康に保つためには、定期的な根切り(エアレーション)が欠かせません。しかし、具体的にいつ、どのように行うべきか悩む方も多いでしょう。
本記事では、芝生の根切りの必要性や適切な時期、手順について詳しく解説します。
芝生の根切り(エアレーション)とは?
Photo by Names of Flowersさん@GreenSnap
芝生の根切りとは、名前の通り芝生の根をカットする作業のことです。また、芝生のエアレーションとは、芝生の土壌に穴を開けていく作業です。基本的にこのふたつの作業は同時に行います。
芝生は生長するに従って根が複雑に絡み合い、生長が緩やかになります。根切りを行うことで、根の生長が再び活性化して、芝生が若返るとされています。また、エアレーションを行うと、土の通気性がよくなって水や肥料が根まで届きやすくなるので、芝生に元気が戻ります。
芝生の根切り(エアレーション)の時期はいつ?
芝生の根切り(エアレーション)に適した時期は、春と秋です。春は芝生が生長を始める時期であり、秋は生長が緩やかになる時期です。これらの時期に根切りを行うことで、芝生がストレスを受けにくくなります。
暖地型芝は、3月〜6月、9月に。寒冷地型芝では3月〜6月中旬、9月中旬〜10月末に作業を行いましょう。真夏と真冬は避けましょう。根切りは2〜3カ月に一度の頻度で行います。
芝生の根切り(エアレーション)の方法
芝生の根切りに必要な道具
芝生の根切りを行うためには、ターフカッター、芝生カッターと呼ばれる専用の道具を使います。エアレーションには、「ローンパンチ」と呼ばれる道具を使うといいでしょう。
芝生の根切り(エアレーション)の手順
芝生の根切り(エアレーション)の手順は以下の通りです。
- まずは芝刈りをして芝を整える
- 根切りの道具を使って、芝生に垂直に3cm〜5cmほどの切り込みを入れていく
- エアレーションの場合は、5cm間隔で穴を開けていく
- 根切り(エアレーション)をしたあとは、葉が少し出る程度に目土をする
- ホウキなどで穴に目土がしっかり入るように埋めていく
- 土が乾燥しないように芝生にたっぷりと水をやる
芝生の根切り(エアレーション)の注意点
芝生の根切りを行う際には、以下の点に注意してください。
- 乾燥した状態で根切りを行うと、芝生にダメージを与える可能性があるため、必ず水やりをしてから行う
- 道具の刃が鈍くなっていないか確認する
- 芝生が病気にかかっている場合は、根切りを避ける
芝生の根切りで元気に育てよう
芝生の根切りは、芝生を健康に保つための重要な作業です。定期的に行うことで、芝生が元気に育ち、美しい緑を保つことができます。ぜひ、この記事を参考にして根切りとエアレーションにチャレンジしてみてくださいね。