【ぶどうの種類・品種一覧】甘さや特徴の違いは?ワイン用の品種は?
2025/6/19
ぶどうは世界中で愛されている果物の一つです。日本でも古くから栽培されており、様々な種類が生まれてきました。
ぶどうの種類はじつに奥が深く、色や形、味わいなど、それぞれに個性があります。今回はぶどうの種類について詳しく解説していきます。
ぶどうにはどんな種類がある?
ぶどうの種類は主に、果皮の色で分類されます。黒色系、赤色系、黄緑色系の3つに大別されています。
それぞれの色の中にも様々な品種が存在し、味や香り、食感が異なります。ここからは代表的な品種を紹介していきます。
ブドウの種類・品種一覧
巨峰

Photo by 国宝松江城さん@GreenSnap
巨峰は黒色系ぶどうの代表格です。大粒で濃厚な甘みが特徴的な品種です。皮ごと食べられるのも魅力の一つです。生食用だけでなく、ワイン用にも使われています。日本を代表するぶどう品種の一つと言えるでしょう。
ピオーネ

Photo by さくら貝さん@GreenSnap
ピオーネも黒色系の人気品種です。巨峰よりも酸味が控えめで、上品な甘みが魅力です。粒が大きく、食べ応えがあります。生食用に加え、ジャムやワインの原料にも使われています。
デラウェア

Photo by はるなさん@GreenSnap
赤色系の代表格がデラウェアです。小粒ながらも濃厚な甘みと酸味のバランスが絶妙です。種なしタイプも多く、手軽に食べられるのが人気の理由です。アメリカ原産の品種ですが、日本でも古くから親しまれています。
クイーンニーナ

Photo by ぎんちゃんさん@GreenSnap
クイーンニーナは比較的新しい赤色系の品種です。巨峰やピオーネを上回る甘さが特徴で、上品な香りも魅力的です。皮ごと食べられるのも嬉しいポイントです。高級ぶどうとして人気が高まっています。
シャインマスカット

Photo by ボタ兄さん@GreenSnap
黄緑色系の代表格がシャインマスカットです。大粒で種なし、皮が薄いのが特徴です。甘みと酸味のバランスが良く、爽やかな香りも楽しめます。手軽に食べられることから、家庭用や贈答用に人気があります。
ナイアガラ

Photo by なごこさん@GreenSnap
ナイアガラは黄緑色系の古くからある品種です。果汁が豊富で、特有の芳香があります。糖度が高く、さわやかな味わいが魅力です。ジュースやワインの原料にも使われています。
カベルネ・ソーヴィニヨン

Photo by nekomuraさん@GreenSnap
カベルネ・ソーヴィニヨンは黒色系のワイン用ぶどうの代表格です。タンニンが豊富で骨格のあるワインになります。カシスやスパイスのような香りが特徴的です。世界的に有名な品種です。
メルロー

Photo by Mオレンジさん@GreenSnap
メルローはカベルネ・ソーヴィニヨンと並ぶ、ワイン用の黒色系品種です。プラムのような香りがあり、滑らかなタンニンが特徴です。単一品種でも、ブレンドでも美味しいワインが造られます。
シャルドネ

Photo by チャコにゃんさん@GreenSnap
シャルドネは白ワイン用の代表的な品種です。柑橘類のような香りと、豊かな果実味が魅力です。オーク樽で熟成させると、バターのようなコクも楽しめます。世界中で愛されている品種です。
ソーヴィニヨン・ブラン
ソーヴィニヨン・ブランも白ワイン用の有名品種です。グレープフルーツのような柑橘系の香りと、爽やかな酸味が特徴的です。軽快で飲みやすいワインが造られます。
ぶどうの種類ごとに特徴や用途が奥深い!
ぶどうの種類は本当に奥が深く、様々な個性を持った品種が存在します。
生食用、ワイン用、色や形、味わいなど、自分の好みに合わせて選んでみるのが楽しいでしょう。ぜひお気に入りの品種を見つけてみてください。