【ぶどうの花言葉】怖い意味はなく、むしろ縁起がいいものだった?
2025/9/18
苗から育てて実をつければ、生長とともにおいしい実も楽しめるぶどう。フルーツのなかでもたくさんのファンも多いぶどうには、楽しみ方のひとつでもあるワインにちなんだ花言葉がつけられています。
今回はぶどうの花言葉と特徴、プレゼントにおすすめのお祝いシーンについてご紹介します。
ぶどうの花言葉
Photo by tottokoさん@GreenSnap
「陶酔」「思いやり」「忘却」「慈善」
ぶどうの花言葉は「陶酔」「思いやり」「忘却」「慈善」です。「陶酔」や「忘却」といった花言葉は、ぶどう酒でもあるワインに由来します。
「思いやり」や「慈善」は、自生するぶどうに由来し、お腹を空かせた人が通りがかったときに見つけたぶどうによって空腹を満たしたことからといわれています。
なお、ぶどうの花言葉に怖い意味はありません。
ちなみに、ぶどうの代表種であるマスカットの花言葉も「陶酔」「思いやり」といわれています。
ぶどうとはどんな果物?
Photo by atsuさん@GreenSnap
ぶどうはぶどう科ぶどう属の落葉性つる植物です。中央アジアや地中海沿岸などを原産地とし、暑さにも寒さにも強いといわれています。近年では日本の気候に適していることから、北海道から九州にかけて広い範囲で育てられています。
5月中旬~6月中旬に開花し小さな実をつけます。6月下旬から成熟が始まり、8~9月頃に収穫します。なお、ぶどうは雨に弱い特徴を持っています。おいしいぶどうを育てるには、雨によって病害虫を寄せ付けないよう、雨よけ対策が欠かせません。
また、植え付けから1~2年は収穫を見送る必要があります。その理由は幼木に実をつけると木に大きな負荷をかけてしまい、木が育たなくなるからです。おいしい実を楽しむためには、植樹してから3年待つのが望ましいでしょう。
ぶどうは昔から縁起ものとして扱われている?
ぶどうはあらゆる方向につるをのばして巻き付きながら生長することから“他者を取り込み一緒に実を結ぶ”とされ、成功の象徴や縁起ものとして扱われています。
また、ぶどうはたくさんの実をつけ、子孫を残そうとする特徴によって「子孫繁栄」や「子宝に恵まれる」といった意味も持っています。
ぶどうの花言葉はお祝いシーンのプレゼントにもおすすめ
Photo by チャコにゃんさん@GreenSnap
ぶどうはたくさんの花言葉がつけられていることから、お祝いシーンのプレゼントにも合わせやすい植物です。ここではプレゼントにおすすめしたいお祝いシーンをご紹介します。
結婚祝い
結婚祝いのお祝いにぶどうはおすすめの植物です。結婚生活にはお互いを思いやる気持ちが欠かせません。「思いやり」といった花言葉を持つぶどうを贈れば、「いつまでもお互いを思いやる気持ちを大切にしてほしい」といった贈り主の気持ちを上手に伝えられるでしょう。
なお、結婚祝いに植物を贈るときはその価格帯に注意しましょう。あまりに安い価格から選んでしまうとかえって失礼にあたることがあります。お相手を祝福するプレゼントにするには、10,000~30,000円前後のプレゼントを選ぶのがポイントです。
開店・開業祝い
ぶどうは開店・開業祝いのプレゼントにもぴったりです。ぶどうはあらゆる方向につるをのばし、さまざまな場所に巻き付きながら生長する姿から“他者を取り込み一緒に実を結ぶ”といわれ、縁起物として扱われています。
さまざまな人とともに一緒に成長し、大成してほしいといった願いを込めれば、すてきなプレゼントになるでしょう。
しかし、オフィスにぶどうの苗木を贈ると置き場所に困る場合もあります。そのようなときは、すでに実をつけた鉢植えを選びましょう。お相手に配慮したタイプから選べば、置き場所や管理に困らないプレゼントになりますよ。
ぶどうの花言葉を贈ろう♪
ぶどうの花言葉はぶどう酒(ワイン)にまつわるものが多く、ぶどうの楽しみ方からつけられたと考えられるでしょう。縁起物としても扱われているので、お祝いシーンのプレゼントにもぴったりの植物です。
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