ぶどうの収穫時期はいつ?巨峰など種類ごとの収穫適期は?
2024/7/3
秋の味覚であるぶどうは、実は家庭菜園でも育てられるフルーツです。ぶどうは、品種や栽培環境によって、ベストな収穫のタイミングがあります。
この記事では、ぶどうの収穫時期について詳しく解説します。
ぶどうの収穫時はいつ?

Photo by ミジンコさん@GreenSnap
ぶどうの収穫時期は品種や栽培地域によって異なりますが、一般的には、開花して100日程度の8月から10月ごろにかけて行われます。早生品種は7月中旬から8月中旬、晩生品種は9月から10月にかけてが最適な収穫時期とされています。
ただし、寒冷地と暖地では収穫時期が異なるため、実の様子を確認してから収穫しましょう。早すぎると酸味が強く、遅すぎると過熟になってしまうので、タイミングを見極めて収穫するのが大切です。
ぶどうの品種ごとの収穫時期はいつ?
品種 | 収穫時期 |
---|---|
デラウェア(早生種) | 7月下旬〜8月上旬 |
巨峰(中生種) | 8月中旬〜10月中旬 |
ピオーネ(中生種) | 9月上旬〜10月上旬 |
マスカット・ベーリーA(晩生種) | 9月中旬〜10月上旬 |
ぶどうの収穫時期の見分け方!完熟のサインは?
ぶどうは他の果物と違って、収穫してから追熟できないので、木の上で完熟させてから収穫します。完熟を見分けるポイントは以下の通りです。ただし、全ての果実が同時に熟すわけではないので、数日おきに確認し、適切なタイミングで収穫しましょう。
- 色づき:紫や緑など、完熟した色に近づいている
- 果実の大きさ:粒の大きさが揃い、すべてがしっかり膨らんでいる
- 香り:甘い香りが強くなる
- 果実:実が柔らかくなり、弾力がある。また、白い粉(ブルーム)がついている
- ヘタ・柄:茶色く変色している
ぶどうを収穫するときの注意点
ぶどうを収穫する際は、以下の点に注意しましょう。また、ぶどうは傷みやすい果物なので、収穫後の取り扱いにも十分注意が必要です。収穫の際は果実を直接触らないように手袋をつけ、房を切る時は房の軸を持つようにしましょう。
- 朝の涼しい時間帯に収穫する
- 果実を優しく扱い、ブルームを落とさないよう注意する
- ハサミを使用し、ヘタを切って収穫する
- 完熟した房から順に収穫する
ぶどうを収穫時期を知って、美味しい時期に収穫を楽しもう!
ぶどうは収穫が早すぎると酸っぱい、遅すぎると酸味が抜けて甘すぎたりしてしまうので、収穫時期を逃さずに収穫することが大切です。
品種ごとの特性や完熟のサイン、収穫時の注意点を押さえて、美味しいぶどうを収穫しましょう。