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【オオイヌノフグリの花言葉】名前の由来がおもしろい?怖い意味があるって本当?

2024/1/18

道端やあぜ道、田んぼや畑などに小さなコバルトブルーの花を咲かせるオオイヌノフグリは、春の訪れを知らせる野草として知られています。

その小さく可憐な青い花が優しく風に揺れる姿は、多くの人の心を癒します。この記事では、オオイヌノフグリの花言葉やその由来、特徴などを詳しくご紹介します。

オオイヌノフグリの花言葉とは?

オオイヌノフグリ

Photo by 安達太良山さん@GreenSnap

オオイヌノフグリの花言葉には、「信頼」「忠実」「清らか」などがあります。これらの花言葉は、オオイヌノフグリの学名であるベロニカ(Veronica persica)が、キリスト教の聖書に登場する聖女ベロニカの名前と同じことに由来しています。

聖女ベロニカは、十字架を背負って歩かされるイエスキリストの額の汗を、自らの白いベールを差し出して拭いました。その後、ベロニカのベールにはキリストの顔が映し出されたとされ、ヨーロッパではオオイヌノフグリにはキリストの顔が映るという伝説があります。

オオイヌノフグリには怖い花言葉がある?

オオイヌノフグリに関連する怖い花言葉は、特に存在しません。むしろ、この花が持つ花言葉はすべてポジティブで心温まるものばかりです。

オオイヌノフグリはどんな花?

オオイヌノフグリはオオバコ科クワガタソウ属の多年草で、2月〜5月ごろにかけて直径1cmほどの青や紫色の小さな花を咲かせます。花は太陽の光が差すと一斉に開花し、青い絨毯のようにとても美しい姿を見せてくれますが、とても短命で1日で花が落ちてしまいます。

ただし、花茎は地面の中でつながっており、開花時期が終わるまで次々と花を咲かせて種を残そうとします。夏には地上部が枯れてしまいますが、地下では根が生きており、秋には再び芽吹きます。

日本には「イヌフグリ」という在来種がありますが、外来種であるオオイヌノフグリに影響されて絶滅危惧Ⅱ類に指定されています。

オオイヌノフグリの名前の由来と意味は?

オオイヌノフグリという名前は、その実が犬の陰嚢(いんのう)に似ていることから付けられました。また、日本ではあたり一面に青い花を咲かせる姿が夜空に星が瞬くように見えることから、「星の瞳」とも呼ばれています。また、英名では。キャッツアイとも呼ばれます。

オオイヌノフグリの花言葉を贈ろう!

春先にとても可愛らしい青い花を咲かせるオオイヌノフグリは、すぐに花が取れてしまうため摘んで帰るのは難しいお花です。「信頼」「忠実」「清らか」といった、心温まる意味を持っているので、贈り物にしたい時には群生地に足を運んでも素敵ですね。ぜひ大切な方に、オオイヌノフグリの花言葉を贈ってみてくださいね。