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ガーベラのドライフラワーの作り方!花をきれいに保つのはむずかしい?

2023/11/10

ガーベラのドライフラワーの作り方についてご紹介します。花びらが長くて細いガーベラをドライフラワーにするときに、よりきれいに仕上げるコツや花の選び方、シリカゲル法のメリットとデメリットをご紹介します。

ガーベラをドライフラワーにするのはむずかしい?

ガーベラをドライフラワーにするのは難しくはありません。ただ、ガーベラは花びらが細くて長いので、ドライフラワーにすると花びらが落ちやすいので注意して作業をしましょう。またドライフラワーにしてから何かアレンジしようとすると、すぐ形が崩れてしまうのでやめましょう。

ガーベラのドライフラワーの作り方

ガーベラ ドライフラワー

Photo by pochakoさん@GreenSnap

食品の乾燥材としてよく使われているシリカゲルを用いてドライフラワーを作る方法をシリカゲル法と呼びます。シリカゲ法は、シリカゲルの水分を吸着する働きを用いて、花を乾燥させている間は花が外気に触れずに乾燥させることができるため、花本体の色をきれいに残すことができます

一方で、細い花びらや小さな花びら、そのほか薄い花びらなどをドライフラワーにした場合に、花びらがしわくちゃになってしまいやすいです。そのほか、瓶など密封容器に入れて空気にふれさせないようにしないとすぐに色落ちしてしまうことや、リースやスワッグなどにアレンジしても長持ちしないなどの特徴があるため、ハンギング法とは違う楽しみ方をしてみましょう。

ガーベラのシリカゲル法のやり方

必要なもの

  • ガーベラ
  • ドライフラワー用乾燥剤(シリカゲル)約1.5kg
  • タッパーなどの密閉容器
  • スプーン
  • ピンセット
  • 筆(絵の具用の小さめの筆が便利)
  • ドライフラワー専用のシリカゲルもありますが、粉末状であれば食品用のシリカゲルでも使うことができます。ただし粒状のシリカゲルは、花びらと花びらの間など、細かい箇所までシリカゲルが入り込んで乾燥させることができないので不向きです。

    手順

    1. 乾燥後に加工しやすいように少し茎を残して切る。
    2. 容器にシリカゲルを底から3cm程平らに敷きつめる。
    3. シリカゲルの上にガーベラを上向きに置き、花くびが埋まるように押し込む。
    4. ピンセットで花びらを開きながら隙間までシリカゲルが入るように振りかけ、花が見えなくなるまで埋め込む。
    5. 容器に蓋をして保管し、乾燥するまで1〜2週間ほど放置する。
    6. 乾燥後、お花が半分以上見えるまで、容器を斜めに傾けてシリカゲルを流し出す。
    7. 花をスプーンですくい上げるよう優しく取り出す。

    ドライフラワーにしやすいガーベラの種類とは?

    ガーベラPhoto by 鈴さん@GreenSnap

    ドライフラワーにしやすいガーベラの種類は、「八重咲きタイプ」がおすすめです。ドライフラワーでは制作途中に花びらが抜け落ちやすいですが、八重咲のように花びらが多い品種であれば、多少花びらが抜け落ちてしまっても目立たず仕上がりに影響しにくいです。またドライ状態にして水分が抜けると花びらが縮むので、花びらが多い種類のほうが華やかに見えます。

    反対に、花びらが長細いものを選ぶと、乾燥後に花びらが落ちやすくなるので難易度が高くなります。

    ガーベラに限らずきれいに仕上げるためには、買ったり摘み取ってすぐの新鮮な花をドライフラワーに使うようにしましょう。新鮮な花ほど花びらがしっかりしており、ドライフラワーにしたあと形をキープしやすく、きれいな仕上がりになります。

    飾ってから日数が経ったものや花びらが反り返っているような花は、乾燥後に花びらが抜け落ちて形が崩れやすいです。

    ガーベラのドライフラワーをつくってみよう!

    ガーベラは花びらが多いのでシリカゲル法でドライフラワーにする場合は、花と花の間にしっかりとシリカゲルを振りかけ、花全体がシリカゲルに埋め込むようにしましょう。

    また容器から取り出す際にも、花びらが抜け落ちないよう、スプーンやピンセットなどで慎重に取り出しましょう。