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にんにくは追肥のやりすぎもNG?肥料は鶏糞がおすすめって本当?

2025/9/24

ニンニクは肥料を多く必要とする野菜です。植え付け時の元肥だけでは生育に不十分なので、追肥が重要になります。この記事では、ニンニクの追肥に適した肥料や施肥のタイミングなど詳しく解説します。

にんにくに適した肥料とは?

ニンニク

Photo by ぷくじろうさん@GreenSnap

ニンニクの追肥には、市販の野菜用肥料8:8:8やニンニク専用肥料などがおすすめです。ニンニクは栽培期間が長いため効果が長く続く緩効性肥料で、3大栄養素(N・P・K)のバランスがよいものが向いています。

にんにくを有機栽培したいなら鶏糞がおすすめ!

また、化成肥料を使いたくない方は完熟の発酵鶏糞がおすすめです。

鶏糞は、3大要素とカルシウムやマグネシウムといった微量成分も含まれ、ほかの有機肥料よりも安価なのが特徴です。3大要素なかでもリン酸が豊富なため球根野菜と相性がよいです。

にんにくの追肥する時期はいつ?

ニンニクの追肥は、計2回行います。1回目は植え付けから1ヶ月後の11月下旬〜12月中旬頃、2回目は翌年2月中旬〜3月上旬頃です。1回目の追肥はニンニクの根付きをよくし、2回目は球の肥大を助ける重要な追肥です。

にんにくの追肥のやり方

ニンニクの追肥は、肥料がなじみやすいように土の表面を軽く耕してから株元にまくとよいです。1回目の追肥ではチッソ80g・リン酸50〜80g・カリウム50〜80g、2回目はチッソ60g・リン酸50〜80g・カリウム50〜80gを目安に施肥します。

にんにくは肥料のやりすぎにも注意が必要です。

施肥量が多すぎると、肥料を与えた数日後に急に葉が黄色く枯れたり、収穫時期よりも早く葉が枯れることがあります。そのほか、球割れが起きたり、ニンニクが不揃いになるので肥料のやりすぎに注意しましょう。

肥料をやりすぎたと思ったら、すぐに土から肥料を取り除くようにしてください。

ニンニクの追肥のタイミングと量を見極めよう!

2回目の追肥は止め肥と呼ばれ、遅れると収穫後腐りやすくなって、貯蔵性が落ちてしまいます。また、ニンニクは肥料が好きだからといって与えすぎると逆にさまざまな生育障害を引き起こします。ニンニクの追肥は2回、適切なタイミングで適切な量を与えるようにしてくださいね。