【クチナシの花言葉】怖い意味もある?縁起が悪いって本当?
2023/2/15
「三大草木」のひとつとしても人気の高いクチナシですが、どのような花言葉があるかご存じですか?花言葉やその意味、由来を知っておけば、お祝いシーンでの贈り物でも迷わず選ぶことができます。今回はクチナシの花言葉とその特徴についてご紹介します。
クチナシの花言葉とは?
クチナシの花言葉は「とても幸せです」「喜びを運ぶ」です。「とても幸せです」はアメリカのダンスパーティのときに女性に贈る習慣が由来とされています。
一方、「喜びを運ぶ」が初夏の風と共に届く甘くやさしい香りが由来です。贈り物としてもぴったりの花言葉なので、どのようなシーンに贈っても喜ばれるでしょう。
クチナシの花言葉には怖い意味もある?
クチナシの花言葉に怖い意味はありません。しかし、日本において古くから伝わる「死人に口なし」が「死人にクチナシ」と誤認されやすいことから怖いイメージが一人歩きしていると考えられます。
クチナシの花言葉は、特徴やアメリカの習慣から幸せをイメージさせるもののみですから、贈り物や自宅用として購入を検討する際は安心して選びましょう。
クチナシの花は縁起が悪い?プレゼントには不向き?
クチナシはその昔、西洋で「天使が地上に降ってきた花」と呼ばれ、縁起の良い花として親しまれていました。
しかし、日本では「くちがない」と連想されることから、「嫁にもらうくちなし」と捉えられ、女の子の住む家ではクチナシの花を植えることは良くないと言い伝えられるようになりました。
ただし、花言葉にはアメリカの習慣を由来とする「とても幸せです」や「喜びを運ぶ」といった幸せをイメージさせるものがあるので、どちらを信じるかは個々の判断によると言えるでしょう。
なお、庭先に植えるときは西、または南西に植えるのが良いと言われています。
クチナシはどんな花?
クチナシはアカネ科クチナシ属で、東アジアや日本が原産地です。別名をガーデニアと呼び、6〜8月に見頃を迎えます。
白色で肉厚な白色の花びらと濃緑の葉のコントラストは、つい立ち止まって見ていたくなる美しさがあります。
心を潤すような甘い香りが魅力的で、花束や鉢花としても人気があります。樹高は1〜2mほどと小さいため、マンションなどのベランダでも育てやすいです。
かつて日本ではクチナシの実を染料の素材として取り扱っていました。その名残から今では食品用の着色料として、ケーキやクッキーに使うアイシングや和菓子、お漬物などに活用されています。
クチナシの種類
クチナシにはさまざまな種類があります。ここでは特に人気のある3種類についてご紹介します。
コクチナシ
コクチナシはオーソドックスなクチナシとはことなり、やや小ぶりな印象のある品種です。
樹高は30〜40cmほどとさらに小さいので、低地の庭やマンションのベランダ、玄関前などに植樹してもおしゃれです。
枝分かれして育つので、グランドカバープランツとして育てるのもおすすめです。
ヒメクチナシ
ヒメクチナシも一般的なクチナシ同様、主にアジア界隈に分布し、日本では静岡県、四国、九州などに自生する品種です。
ヒメクチナシはあたたかい環境を好む傾向にあるので寒冷地でのグランドカバープランツには向きません。寒冷地で育てる場合は、夏期は植樹、冬期は鉢花として室内で管理しましょう。
ヒメクチナシも30〜50cmほどの樹高で小ぶりな花を咲かせますが、香りが強いのが特徴です。秋頃には実を付けるので鳥などが食事に訪れることも多く、年中通してさまざまなシーンを楽しめます。
ヤエクチナシ
ヤエクチナシは西洋でコサージュに用いるために栽培されていた植物で、八重咲きの品種です。強い香りが特徴的なことから、ガーデニングとして高い人気があります。
樹高は1~2mほどとクチナシの中ではやや大きく、5~6cmほどの花が咲きます。実はなりにくい特徴から、庭先を汚さずにガーデニングを楽しみたい方や、花や香りだけを楽しみたい方におすすめです。
クチナシの花言葉は幸せいっぱい♪
クチナシには「とても幸せです」や「喜びを運ぶ」など、幸せにまつわる花言葉があります。贈り物として選ぶときは安心して検討しましょう。
GreenSnapSTOREでは、出回り時期に合わせてクチナシも取り扱っています。元気なクチナシを贈りたい方は、ぜひGreenSnapSTOREを除いてみてくださいね。