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ガクアジサイの種類図鑑|人気品種やそれぞれの特徴は?

2024/5/7

ガクアジサイはどんな植物?

ガクアジサイは、アジサイ科アジサイ属の落葉低木で、伊豆半島や房総半島、和歌山や高知の海岸沿いに自生する日本原産のアジサイです。

ガクアジサイの花は、小さな点々のような花が中心に集まり、その周りをガクが変化した装飾花が額縁のように囲んでいるのが特徴です。小さな花をガクが額縁のように囲んで咲く姿から、ガクアジサイと名付けられたといわれています。

素朴なイメージのガクアジサイですが、華やかな八重咲き品種など新しい品種も増えてきています。

ガクアジサイにはどんな品種がある?

アジサイの品種は約3000種類以上あるといわれていますが、毎年多くの新種が登場しているため、確かな品種数はわかっていません。ガクアジサイの品種は、各地方で自生しているものが発見されたものも多く、とても魅力的な花姿の品種が多数あります。

ガクアジサイの品種

コンペイトウ

コンペイトウ

Photo by りりこさん@GreenSnap

コンペイトウは、青やピンクの花色に白い縁取りが珍しい園芸品種のガクアジサイです。八重咲きで華やかな印象があり、名前の通りコンペイトウのような見た目が特徴です。日当たりのよい環境を好み、やや大きめに育つので広めのスペースを確保しましょう。

ダンスパーティー

ダンスパーティー

Photo by hiroさん@GreenSnap

ダンスパーティーは、ガクアジサイとアメリカの園芸種を交配して誕生した品種です。ピンクや青の花色のシャープな八重咲きが美しいです。半テマリ咲きで草丈は1.5mほどまでに成長し、水を好みます。

ジョウガサキ

ジョウガサキ

Photo by はちなつめさん@GreenSnap

ジョウガサキは静岡県東伊豆の城ヶ崎海岸で発見された、ガクアジサイの八重咲き品種です。花色はピンク色になることが多く、多くのアジサイの交配親となっています。

スミダノハナビ

スミダノハナビ

Photo by hapimariさん@GreenSnap

スミダノハナビは横浜市で発見された八重咲きのガクアジサイで、花火のように広がる純白の美しい花が魅力です。開花して時間が経っていくと、純白の花色に淡い紫色が入っていきます。寒さには若干弱いので、寒冷地では室内で冬越しさせます。

オオシマリョッカ

オオシマリョッカ

Photo by なごちゃんさん@GreenSnap

オオシマリョッカは、伊豆大島で発見されたガクアジサイです。白い筋の入った緑色の装飾花と濃い青色の両生花が特徴で、コントラストがとても美しい品種です。

ナデシコガク

ナデシコガク

Photo by moozyさん@GreenSnap

ナデシコガクは、東伊豆の城ヶ崎で発見された一重咲きのガクアジサイです。装飾花の縁がギザギザになっているのが特徴で、ナデシコの花に似ていることから名付けられました。

ハチジョウドリ

ハチジョウチドリ

Photo by Reiさん@GreenSnap

ハチジョウドリは、八丈島で発見された一重咲きで大型のガクアジサイです。葉や枝が大ぶりで、とても大きな花をつけるのが特徴です。八丈島のような暖地では常緑性の四季咲きで、関西や関東地方では普通のアジサイと同じく落葉して冬を越します。

ガクアジサイのお気に入り品種を見つけよう

ガクアジサイは日本の気候に適しており、庭植えはもちろん、鉢植えでも育てられるので、初心者の方にもおすすめの花木です。華やかな園芸品種や個性的な原種がたくさんの品種があるので、ぜひお気に入りのガクアジサイを見つけて育ててみてくださいね。