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シャガは植えてはいけない?花の毒性の強さや増えすぎ対策を解説

2025/4/7

アヤメによく似た美しい花を咲かせるシャガですが、庭に植える際には注意が必要とされることがあります。その理由と対策方法について、この記事で詳しく解説します。シャガの特徴を理解し、美しい庭を作りましょう。

シャガを植えてはいけないといわれる理由は?

シャガ

Photo by かまさん@GreenSnap

1.繁殖力が強すぎる

シャガは非常に繁殖力が強く、雑草のようにたくましく育つ性質があります。地下茎を伸ばして広範囲に広がるため、一度広がると完全に取り除くことが難しく、爆発的に増えて庭の管理が難しくなってしまう危険があります。

2.毒性がある

シャガの一部には毒があり、誤って口にすると下痢や嘔吐などの健康被害を引き起こします。特に小さな子供や子犬などの幼いペットがいる家庭では注意が必要です。

3.花言葉が不吉

シャガは「反抗」という花言葉を持っています。鋭い葉を持ち、太陽を避けた日陰に花を咲かせるシャガは、少し暗く反抗的なイメージの花言葉を持つため、植えるのは避けた方がいいとされることがあるようです。

シャガの花には毒性がある?触るだけで危険なの?

シャガの根の部分には「イリシン」という毒成分が含まれています。致死率が高いというわけではありませんが、口にすると重大な健康被害を起こしかねません。また、触れるだけでもアレルギー症状を発症する可能性もあるので、注意が必要です。

ただし、この毒性を含む箇所は「根」であるため、花を触る分には問題ないでしょう。

シャガの増えすぎ対策

シャガの繁殖力をコントロールしながら美しく育てるための方法をご紹介します。

定期的に間引く

シャガの生長をコントロールするためには、定期的に間引いてやるのが効果的です。放っておくと株が混み合ってくるので、適度に間引き、増やしたい場合は株分けしてやりましょう。

根止めを使って囲い込む

シャガの広がりを抑えるためには、根止めなどを使って区切りを設ける方法も有効です。これにより、庭の他の部分への侵入を防ぐことができます。

シャガが他の植物の生長を妨げることも防ぐことができるでしょう。

シャガに毒性はあるが、植えてはいけないわけではない!

適切な管理を行えば、シャガは凛とした美しい花を見せて庭を彩ってくれます。広がるのが不安な方は、庭植えではなく鉢植えで楽しむのが無難でしょう。

しっかり管理をして、シャガの花を楽しんでくださいね。