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金木犀を植えてはいけない理由は?縁起が悪いの?

2023/7/23

秋に香りのよいオレンジ色の小花を咲かせる金木犀。その香りのよさは、日本三大香木の一つにも数えられるほどです。そんなすてきな香りの金木犀を、お庭に植えたいと思う方もいらっしゃるのではないでしょうか。しかし、金木犀は「庭に植えてはいけない」といわれることがあるようです。

この記事では「金木犀を植えてはいけない」といわれる理由とその対策を、わかりやすくお伝えします。金木犀が好きな方や庭に植えたいと思っている方は、ぜひ参考にしてくださいね。

金木犀を庭に植えてはいけないはウソ!

キンモクセイPhoto by まみさん@GreenSnap

結論から言えば、金木犀を庭に植えてはいけないという話は迷信です。金木犀にはたくさんの素敵な花言葉があり、風水的にも縁起がよいとされています。

金木犀を植えてはいけないといわれる理由

それではなぜ「金木犀を植えてはいけない」と言われるようになったのでしょうか。それには3つの理由があります。

小さいまま育てるのがむずかしい

金木犀は植えたまま剪定せずに放置していると、高さ7~8mにまで育ちます。また、大きくなりすぎたからと強剪定をすると、花が咲かなくなってしまいます。このことから「金木犀を庭に植えてはいけない」といわれるようになったのでしょう。

しかし、金木犀は成長が比較的ゆっくりな木です。2~3年に1回剪定をすれば、お好みのサイズを保ったままよい香りの花を楽しめます。剪定の時期は、花が終わった直後から新芽が伸び始める前の、冬の時期に行いましょう。また、花が散った後は花の掃除が必要になるので、隣家から離れた場所に植えるのがおすすめです。

花の香りが強い

金木犀の花は香りが強く、花が咲くと遠くからでも香ります。この強い香りが苦手な方が「庭に植えるな」といっていたのかもしれません。

金木犀の香りが苦手な方が近くにいる場合は、白い花が咲く「ギンモクセイ」や、クリーム色の花の「ウスギモクセイ」を植えるとよいでしょう。香りは金木犀と同じですが、控えめな香りなので、周りに配慮しながら楽しめます。

花言葉に怖い意味がある

金木犀の花言葉に「誘惑」「陶酔」など、少し怖い言葉があります。これは、金木犀の香りが強いため、木が見えないところでも香りがすることや、夜に香りが強くなることなどに由来します。金木犀の香りが不気味と感じ、縁起が悪いと考えられたのでしょう。

金木犀はむしろ縁起がいい花だった?

キンモクセイPhoto by まゆちさん@GreenSnap

縁起が悪いとされる説もある金木犀ですが、花の強い香りが邪気や汚れを払うとも考えられ、神社やお寺によく植えられています。風水でも魔除けとして金木犀が好まれており、むしろ縁起がいいとされている花です。

さきほどは怖い意味の花言葉を紹介しましたが、「初恋」「謙虚」「真実」などすてきな花言葉もたくさんありますよ。

金木犀を植えてはいけない理由はないのでご安心を!

「金木犀を植えてはいけない」という噂があると不安になるかもしれませんが、むしろ縁起がいいとされている木ですので、安心して植えてくださいね。

金木犀の香りは、ヘアオイルやハンドクリームなどにも使われる素敵な香り。金木犀の香りが好きな方は、ぜひお庭に植えて楽しんでくださいね。