【勿忘草(ワスレナグサ)の花言葉】裏の怖い意味もある?プレゼントにおすすめの色は?
2023/3/29
「草」の字がつくものの、本来は青色のちいさい花をつける勿忘草(ワスレナグサ)には、その名にちなんだ花言葉がついています。
今回は勿忘草の花言葉に合わせて、特徴やプレゼントにおすすめのお祝いシーンをご紹介します。
勿忘草(ワスレナグサ)の花言葉
勿忘草(ワスレナグサ)の花言葉は「真実の愛」「誠の愛」「私を忘れないで」です。和名に沿って「私を忘れないで」とついたように感じますが、これらはすべてドイツのある悲恋の物語が由来です。
詳しくは後述しますが、ある男女が悲しいできごとによって離ればなれになってしまったときに、男性から女性へ送った言葉が由来と言われています。
勿忘草(ワスレナグサ)の色ごとの花言葉
勿忘草には色ごとに花言葉がついています。ここでは青、白、ピンクの花言葉をご紹介します。
青い勿忘草
青い勿忘草の花言葉は「真実の愛」「誠の愛」です。勿忘草に共通する花言葉なのは、中でもポピュラーな花色であることが理由です。
白い勿忘草
白い勿忘草の花言葉は「私を忘れないで」です。勿忘草に共通する花言葉ですが、これは日本、イギリス、中国、イタリア、フランスでも共通しています。ちなみに、ドイツでは「花が何を話すか聞いて」「汝、私について考えよ」といった花言葉もついています。
ピンクの勿忘草
ピンクの勿忘草の花言葉は「真実の友情」です。フランスでは勿忘草を友情のシンボルとすることから、「誠実な友情」といった花言葉がついています。
勿忘草の花言葉には怖い意味もある?
勿忘草の花言葉に怖い意味はありませんが、「私を忘れないで」といった花言葉を見ると、どこかネガティブなイメージを持ってしまいますよね。
「私を忘れないで」は、ドイツに古くから伝わる悲恋の物語が由来です。騎士ルドルフと恋人ベルタがドナウ川のほとりでちいさな花を見つけ、ルドルフはベルタのためにその花を摘もうとします。しかしうっかりと足を滑らせ、川の急流に流されてしまいます。
意を決した彼は彼女に『私を忘れないで』と告げると、そのまま溺れて亡くなってしまいます。愛する人が残した言葉を胸にベルタは一生を過ごした、といった物語から、「私を忘れないで」や「真実の愛」が生まれたとされています。
由来は悲しい恋物語であるものの、彼女たちの伝説から真実の愛といった美しい花言葉もついているので、深く気にする必要はないと言えるでしょう。
勿忘草とはどんな花?
勿忘草はムラサキ科ワスレナグサ属に属する一年草・多年草の植物です。10~50cmほどに成長し、4~5月に見頃を迎えます。
庭や公園などに植えられていることが多く、開花とともに春の訪れを感じます。勿忘草は一般的にヨーロッパ原産のシンワスレナグサを指しますが、>園芸植物としてはエゾムラサキとノハラワスレナグサの勾配種が栽培されています。
勿忘草はお祝いシーンや記念日のプレゼントにもおすすめ
勿忘草はお祝いシーンや記念日のプレゼントにおすすめの植物です。ここでは勿忘草をプレゼントに検討中の方へ、特におすすめのお祝いシーンをご紹介します。
敬老の日
勿忘草は敬老の日のプレゼントにおすすめです。アメリカでは「祖父母の日」といったイベントがあり、その日は勿忘草をプレゼントするのが定番となっています。
日本でも徐々に浸透しつつあることから、敬老の日のプレゼントに植物を検討するなら、勿忘草を候補に入れると良いでしょう。
カップルや夫婦の記念日
勿忘草はカップルや夫婦の記念日のプレゼントにもおすすめです。「真実の愛」といった花言葉もあることから、愛し合う二人の記念日にはぴったりと言えるでしょう。
なお、最愛の人からもらうプレゼントは、いつまでも大切にしたいと考えるもの。枯れてもドライフラワーとして楽しめるよう、ブーケにアレンジするのもおすすめです。
勿忘草の花言葉を贈ろう♪
勿忘草には愛情にまつわる花言葉がたくさんついています。そのため、最愛の人、大切に思う人へのプレゼントにはぴったりの植物と言えるでしょう。
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