6月の花といえば?6月に咲く花の名前と花言葉一覧
2023/7/2
6月の花と言えば、まずはアジサイを思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。梅雨の季節がはじまり、湿った空気に包まれる6月ですが、この時期は実はアジサイの他にもさまざまな花々が咲きほこります。
今回は、6月に咲く花の名前と花言葉を一覧でご紹介します。じめじめした季節ですが、湿気に負けず、庭先や近くの公園を散策して、この時期ならではの花々の彩りを堪能してみてはいかがでしょうか。
6月の花といえば?6月に咲く花一覧
アジサイ
Photo by みゆさん@GreenSnap
花言葉:「移り気」や「浮気」「無常」
アジサイは、アジサイ科アジサイ属の落葉低木の一種です。花びらのように見える部分はがくで、がくが変化し、花のようになりました。土壌の酸度によっても色が変化する特徴があります。現在、花の形や色など品種改良によって年々増えてきています。
カシワバアジサイ
Photo by susuimaさん@GreenSnap
花言葉:「汚れなき心」「清純」「皆を引きつける魅力」「元気な女性」「優美」「慈愛」
カシワバアジサイは、ユキノシタ科アジサイ属の落葉低木です。カシワに似た形の葉とピラミッドのような形に咲く花が特徴で、花は隙間なく密集しています。秋の紅葉も美しいのが魅力です。
アナベル
Photo by mikikoさん@GreenSnap
花言葉:「ひたむきな愛」「辛抱強い愛情」
アナベルは、ユキノシタ科アジサイ属の落葉低木です。大きな花房をつけ、一般的なアジサイよりも開花期間が長いことで知られています。アナベルの魅力は花が時間が経つとともに色が変化していくところです。
ラベンダー
Photo by カナリアスマイルさん@GreenSnap
花言葉:「あなたを待っています」「沈黙」
ラベンダーは、シソ科の常緑低木です。品種にもよりますが、草丈は20〜130㎝ほども伸びるものもあります。花色は紫色でよく知られていますが、中には白やピンク色など異なる色の品種も見られます。乾燥帯を好むので国内では北海道などでよく育ちます。
クチナシ
Photo by カブトムシさん@GreenSnap
花言葉:「とても幸せです」「喜びを運ぶ」
クチナシは、アカネ科クチナシ属の常緑低木です。クチナシは6〜7月頃にクリームっぽい白色の優しい色合いの花を咲かせます。甘い香りも特徴的で、花期になると花の香りが周囲に漂います。葉には光沢があります。
ハナショウブ
Photo by たんぽぽさん@GreenSnap
花言葉:「うれしい知らせ」、「優しい心」
ハナショウブは、アヤメ科アヤメ属の多年草です。古くからあでやかな花姿が観賞用として楽しまれています。花色の変化に富んでおり、花被が大きく発達するのが特徴です。葉はアヤメと同じく扁平な剣状をしています。
アヤメ
Photo by ルイさん@GreenSnap
花言葉:「よい便り」「希望」
アヤメは、日本古来の植物で、低山や高原などの草地に自生しています。ショウブと比べて花が大きく、花びらの中央部分に網目状の模様があるのが特徴です。花びらが垂れ下がるように咲きます。
ヤマボウシ
Photo by 荒巻スカルチノフさん@GreenSnap
花言葉:「友情」
ヤマボウシは、ミズキ科ミズキ属の落葉高木です。ヤマボウシの花びらのように見える部分は「総苞片(そうほうへん)」と呼ばれる部分です。自然界では山林などに自生していますが、花、実、そして紅葉などが魅力的なので、街路樹やランドマーク的な庭木として植えられることも多いようです。
シモツケ
Photo by ocarina0905さん@GreenSnap
花言葉:「整然とした愛」「儚さ」
シモツケは、バラ科シモツケ属に分類される落葉低木です。枝先に小さな5弁花を密生させて咲かせるのが特徴です。花色は、薄紅色や濃い紅色などが一般的です。
ドクダミ
Photo by ゆずはさん@GreenSnap
花言葉:「野生」「白い追憶」「自己犠牲」
ドクダミは、ドクダミ科ドクダミ属の多年草です。薄暗い湿地などによく生えており、梅雨時期に一斉に花が咲きます。地下茎でどんどん増えていき、茎や葉には独特の臭いがあるため、庭に植え付けるのはあまりおすすめできません。
キキョウ
Photo by あすにゃさん@GreenSnap
花言葉:「永遠の愛」「変わらぬ愛」「誠実」「気品」
キキョウは、キキョウ科キキョウ属(多年草、宿根草)です。長さ5㎝ほどのベル型をしており、花は細い茎にいくつも咲きます。花色は青紫色が一般的ですが、なかには白花もあります。江戸時代は山地の日当たりのよい場所に自生していたようです。
アガパンサス
Photo by 球根の中にはさん@GreenSnap
花言葉:「恋の訪れ」「ラブレター」
アガパンサスは、南アフリカ原産で、別名ムラサキクンシランともいわれ、ヒガンバナ科アガパンサス属の多年生植物です。花火のような花は立ち姿が優雅で美しく、光沢と革でできたような厚みのある葉は力強さが感じられます。
ツユクサ
Photo by かーむさん@GreenSnap
花言葉:「尊敬」「小夜曲(セレナーデ)」
ツユクサは、ツユクサ科ツユクサ属の単子葉植物の一年草です。ツユクサの花に、じつは3枚の花びらがついていますが、そのうち2枚は、大きくあざやかな青色をしています。またツユクサの花は早朝に咲き、夏の強い日光に当たるとしおれてしまう一日花です。
ナデシコ
Photo by ちんみさん@GreenSnap
花言葉:「純愛」や「貞節」「無邪気」
ナデシコは、ナデシコ科ナデシコ属の一年草もしくは多年草です。夏から秋にかけて花を咲かせます。花びらは、ノコギリの刃のようにギザギザになっているのが特徴です。花色はピンク色が多いですが、なかには白花も見られます。初夏から夏が最盛期です。
ペンタス
Photo by しゃむさん@GreenSnap
花言葉:「希望が叶う」「願い事」
ペンタスは、アカネ科クササンタンカ属の常緑低木です。ペンタスは5つの花弁をもち、星形でピンクや白などで星形のかわいらしい花をつけます。初夏から秋頃まで小さな花を次々と咲かせていきます。長い開花期間が魅力です。
シャクヤク
Photo by 里gardenさん@GreenSnap
花言葉:「恥じらい」「はにかみ」「つつましさ」「謙遜」
シャクヤクは、ボタン科ボタン属の多年草です。玉のようなつぼみが咲き始めると、薄い花びらが何重にも重なり、ボタンによく似た花を咲かせます。シャクヤクはボタンと異なり、まっすぐ伸びた茎の先に花をつけるのが特徴です。
シロツメクサ
Photo by はるみさん@GreenSnap
花言葉:「私を思って」「幸運」「約束」「復讐」
シロツメクサは、マメ科シャジクソウ属の一年草または多年草です。日当たりがよい空き地や草原などに地面を這うように広がり生えています。直径1.5cm程度の丸い花が特徴で、葉は卵型の葉っぱが3枚集まった形をしています。
オニゲシ(オリエンタルポピー)
Photo by ゆ〜さん@GreenSnap
花言葉:「夢想家」「繁栄」「妄想」
オニゲシは、ケシ科ケシ属の多年草です。葉や茎全体が白く硬い毛で覆われていることが多く、葉は根のきわから生えており、濃い緑色をしています。細い茎の先に、繊細で薄い花びらをした色あざやかな花を咲かせます。
バラ
Photo by クミクミさん@GreenSnap
花言葉:「美」「愛」
バラは、バラ科バラ属の落葉低木樹です。「花の女王」として古代から愛されてきた花です。花の色や形はもちろん、香りも優雅です。葉や茎には多数のトゲがあるのが特徴です。咲き方は一重咲きや八重咲きなどさまざまです。
ユリ
Photo by タッキーさん@GreenSnap
花言葉:「純粋」「無垢」「威厳」
ユリは、ユリ科ユリ属の球根性植物で、5月~8月にかけて白やピンク、黄色など色あざやかで香りの強い大きめの花を咲かせます。ユリは大ぶりの花に対して茎が細く、花が大きいので、風が吹くと花が揺れることから「揺すり」が訛って「ユリ」と変化していったと考えられています。
6月の花の名前を覚えて楽しもう♪
6月は梅雨の季節ですが、様々な美しい花々が咲きほこります。梅雨の湿った季節ですが、公園や庭先を散策して、この時期ならではの花々の彩りを味わうのはとてもよい機会になるでしょう。ぜひ、6月の花の名前を覚えて楽しんでくださいね。