葉牡丹の見頃はいつまで?植えっぱなしで夏越しもできるの?
2024/2/16
葉牡丹は美しい葉色が特徴で、お正月飾りや寄せ植えなどで親しまれています。そんな葉牡丹は、1年目が最もコンパクトで見た目がきれいとされているため、一年草として扱われることもありますが、元々は多年草の植物です。ぜひ、この記事を参考に夏越しさせて、翌年以降も葉の鑑賞を楽しんでください。
葉牡丹の見頃の時期はいつ?
Photo by ととまるさん@GreenSnap
葉牡丹の鑑賞時期は、主に11〜3月頃にかけてです。この時期に、葉は鮮やかな赤、ピンク、白、緑などさまざまな色に変わってお庭を彩ります。
一方で、葉牡丹の花はあまり目立ちませんが、実は12〜1月頃にかけて咲きます。
葉牡丹は植えっぱなしにしても大丈夫?
葉牡丹は比較的丈夫で暑さにも強い性質を持つので、基本的には植えっぱなしで夏越しさせることもできます。
むしろ地植えで植えっぱなしにしている方が、夏越しは簡単です。鉢植えの場合は水やり頻度や置き場所に注意が必要になります。
葉牡丹の夏越し方法
葉牡丹を夏越しさせるには、土の表面が乾いてからの水やりを続け、多湿になりすぎないように管理します。
また、夏の強い日差しから葉を守るために、半日陰〜日陰に置くことが好ましいです。地植えで移動がむずかしい場合は遮光ネットを使うのもおすすめです。肥料は夏の時期は控えます。
また、丈夫な株をつくりたい場合は、花後に種がついて栄養が奪われないよう、花が咲いたらすぐ切り戻しをするといいでしょう。
葉牡丹を夏越しさせて踊り葉牡丹をつくろう
Photo by ウニ子さん@GreenSnap
葉牡丹の花後に切り戻しをすると、くねくねと茎が伸びてきて、その先に新芽がつく「踊り葉牡丹」を楽しむこともできます。踊り葉牡丹に仕立てるには、完全に花が終わってから花下を切り戻します。葉の枚数を増やすためにも、8〜9月頃に一株あたり2gほどの化成肥料を与えましょう(※踊り葉牡丹に仕立てない場合は、肥料は与えません)。
葉牡丹は植えっぱなしでも夏越しできる!
葉牡丹はかんたんな管理をするだけで、植えっぱなしにしていてもうまく夏越しさせることができます。葉牡丹の寿命は数年とされているので、適切な管理を続けて長く葉色を楽しみましょう。