sp logo
カート

キーワードで商品を探す

ゴムの木(フィカス)の植え替え時期は?おすすめの用土や根を切る必要性

2024/9/5

アドバイザーCOTOHA代表 谷奥俊男
ゴムの木 フィカス

Photo by りす._greenさん@GreenSnap

ゴムの木(フィカス)は南米原産の常緑高木で、フィカス属に分類される人気の観葉植物です。大きな葉が印象的で、丈夫で育てやすいことが特徴で、樹高は10mにも達するほどの旺盛な成長力があります。

今回は、そんなゴムの木の植え替えについて徹底解説していきます。

ゴムの木(フィカス)はなぜ植え替えが必要?

観葉植物として鉢で育てられるゴムの木にとって、植え替えは必須の作業です。その理由とは、一体なんなのでしょうか。

✔️ ゴムの木は成長が早い

ゴムの木は成長が早く、そのまま同じ鉢で何年も育てつづけると、鉢の中で根詰まりを起こしやすいのが理由の一つ。

✔️ 用土が古くなる

また、植え替えは古い土を新しい用土に入れ替えるいい機会でもあります。新しい土に変えることで新たに栄養を補給することができ、ゴムの木の健全な育ちを促せるのです。

ゴムの木(フィカス)の植え替え時期はいつ?

ゴムの木の植え替え時期は、5〜7月もしくは9〜10月頃が適期です。特に、新芽が出る5月頃がおすすめです。一方、気温が高くなる真夏と休眠期にあたる冬の時期は避けましょう。

なお、植え替えは1〜2年に1回の頻度で行うのが目安です。

谷奥俊男

冬でも20℃で24時間管理しているお家であれば、年中生育期ということになりますので、いつでも植え替え可能です。

ゴムの木(フィカス)の植え替えサインは?

鉢から根が飛び出てきたり、株に元気がなくなってきたら、それは植え替えが必要なサインかもしれません。

ゴムの木が健康で元気なうちにさっさと植え替えを済ませて、快適な環境を整えてあげることが肝要です。

ゴムの木(フィカス)の植え替え方法

ゴムの木 植え替え フィカス

Photo by てあさん@GreenSnap

ゴムの木の植え替え手順は以下の通りです。

  1. 今の鉢から株を取り出す(根を傷めないよう注意!)
  2. 根をほぐし、痛んだ部分は切り取る(清潔なハサミを使用してください!)
  3. 新しい鉢に鉢底の石を敷く
  4. 用土を鉢の1/3ほど入れる
  5. 株を中央に据え、隙間に土を入れ軽く押さえる
  6. 鉢の上部から2〜3cm下まで水をたっぷり与える

ゴムの木(フィカス)は植え替え時に根を切る方がいい?

ゴムの木を植え替えるときは、根の様子をよく観察し、黒ずんだり腐った部分は切っておく方がいいです。

健康的な状態であれば、根の色は白もしくは薄茶色をしています。ただし、根をあまり切りすぎるのは厳禁ですのでご注意ください。

ゴムの木(フィカス)の植え替えにおすすめの用土は?

ゴムの木は水はけのいい土を好みます。市販の観葉植物用の培養土でも十分に育ちますが、そこへパーライトなども少し混ぜてあげてもいいでしょう。

ゴムの木(フィカス)の植え替え後の管理方法

ゴムの木の植え替えが終わったら、しばらくの間は直射日光の当たらない、明るい日陰で管理しましょう。

肥料を与えるのは当分控え、表土が乾いたらたっぷり水やりをします。

ゴムの木(フィカス)の植え替え時期と頻度を守ろう!

ゴムの木の健康を保つためにも、植え替え作業が必要であることがお分かりいただけたかと思います。

植え替え時期と頻度さえ守れば、ゴムの木はとても丈夫で長く楽しむことができるはず。ぜひ植え替えを通じて、ゴムの木を立派に育て上げる喜びを味わってみてくださいね。

アドバイザー
COTOHA代表谷奥俊男

株式会社COTOHA 代表取締役

屋内植物アドバイザー協会代表、屋内緑化推進協議会理事、一般社団法人花いけバトルプロジェクト理事


1966年⽣まれ、京都市出⾝。京・⻄陣の実家の花屋で25年勤務後、独⽴し現在のインドアグリーン専⾨店cotohaとフラワーショップBOOMを経営。

花・植物を⾝近に感じていただける『きっかけ』として様々な活動を展開

【枯らしてほしくないプロジェクト】として消費者に寄り添うアフターサービス

大学研究機関と室内環境に順応した植物のデータ化に取り組む

全国47都道府県に1社 賛同店舗を募って現在27都道府県の売店と連携中!

京都府立桂高校と共同で地元環境に順応した植物を生産中

公式HP:https://cotoha-plants.com/

Instagram:https://www.instagram.com/cotohakyoto/

YouTube:https://www.youtube.com/@cotoha8787