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ゴムの木の剪定はどこを切るといい?伸びすぎたらどうする?

2024/2/2

ゴムの木は、大きく光沢のある葉と美しい樹形が特徴的な人気の観葉植物です。しかし、その美しい樹形を保つためには、剪定作業が欠かせません。この記事では、ゴムの木の剪定方法やその重要性のほか、どこを切るべきか、伸びすぎた枝の対処法についても詳しく解説します。

そもそもゴムの木に剪定は必要?

ゴムの木

Photo by あゆむさん@GreenSnap

ゴムの木を生育に適した環境に置くと、一年で10〜20cmほど大きく成長することがあります。あまり成長速度が速すぎると、管理が大変になるだけでなく、お部屋とのバランスも取りにくくなりますよね。

 

また、ゴムの木は葉っぱが大きいため、混み合ってくると幹の内側の風通しが悪くなります。そうなると、病気や害虫の発生にもつながってしまいます。

これらを防ぐためにも、伸びすぎた枝は定期的に剪定してあげる方がいいでしょう。

ゴムの木の剪定時期はいつ?

ゴムの木の剪定時期は、成長期にあたる春から初夏(5〜9月頃)が適期です。

この時期に行うことで、剪定によるストレスから回復しやすく、新しい枝や葉を早く生やすことができます。年1回の頻度で剪定しましょう。

ゴムの木の剪定方法!どこを切るといいの?

ゴムの木 剪定 成長点

Photo by タマノタマさん@GreenSnap

ゴムの木の剪定では、まず枯れた枝や傷んだ枝、外側に伸びすぎた枝を切り落とします。

そのほか、以下のような不要枝も剪定しておきましょう。

ひこばえ 幹の最下部から生える枝
下り枝 下へ向かって生える枝
立ち枝 上に真っ直ぐに伸びる枝
逆さ枝 幹の中心に向かって生える枝
並行枝 同じ方向に平行して伸びる枝
交差枝 枝同士で交錯してしまっている枝
胴吹き枝 主幹から直接伸びる細長い枝
車枝 一点から放射状に3本以上伸びてくる枝

なお、剪定するときは「成長点」と呼ばれる少しふくらんだ枝の節を残すようにします。この成長点を残すことで、剪定した枝からも新芽が生えてきます。

また、切り口からは白い樹液が垂れてきます。この樹液に直接手が触れると、かぶれてしまうこともあるので注意してください。

樹液の量が多ければティッシュなどで軽く抑え、切り口が乾燥してから癒合剤を塗るとなおいいでしょう。癒合剤を塗ることで、切り口を早く癒すことができます。

剪定したゴムの木の枝で挿し木に挑戦しよう!

ゴムの木の剪定は、とにかく成長点を落とさないことが重要です。これさえ守れば、剪定で失敗することも少なくなります。不要枝は、上記のものすべてを取り除く必要はありません。育てているゴムの木のバランスを見ながら、樹形を整えてあげましょう。

また、この剪定で切り落とした枝は、健康なものであれば挿し木として用いることもできます。ぜひ剪定と合わせて、挿し木にもチャレンジしてみてください。