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フェイジョアの剪定方法を解説!時期や仕立て方は?

2024/4/3

フェイジョアは、鮮やかな赤紫色の花を咲かせ、甘くておいしい果実を実らせる魅力的な植物です。でも、放っておくと樹形が乱れたり、花や果実がつきにくくなったりすることも。

そこで大切なのが、適切な時期に正しい方法で剪定することです。ここでは、フェイジョアの剪定について、わかりやすく解説していきます。

フェイジョアは剪定が必要?

フェイジョア

Photo by hiroshiさん@GreenSnap

フェイジョアは、生育旺盛なため、放置していると樹形が崩れたり、背が高く育ちすぎてしまいます。定期的に剪定することで、美しい樹形を保ち、たくさんの花や果実をつけることができます。

また、剪定をしないと枝が混み合って日光が当たりにくくなったり、風通しが悪くなって病気が発生しやすくなるほか、古い枝ばかりになって花芽が減ってしまうことも。強風で倒れたり折れてしまう危険もあるので、剪定作業は欠かせません。

フェイジョアの剪定時期

フェイジョアの剪定時期は、春先から初夏(3月上旬〜4月中旬ごろ)が最も適しています。この時期は、まだ新芽が出る前で、花芽もついていないので、思い切った剪定ができます。

また、6月ごろにも、込み合った枝を間引く程度の剪定をしてあげると良いでしょう。ただし、8月以降は、来年の花芽ができ始める時期なので、剪定は控えめにしましょう。

フェイジョアの剪定の仕方

フェイジョアの剪定は、苗木が小さいうちは樹形を整える程度に。植え付けてから3年目以降から本格的な剪定を行います。

剪定をする際は、清潔で切れ味の良いハサミを使うのがポイントです。切り口が裂けたり、枝が裂けたりしないように丁寧に切っていきましょう。

植え付け1〜2年目までの剪定

フェイジョアの苗木がまだ幼いうちは、樹形を整える程度の軽い剪定を行い、枝葉を増やしていきましょう。主幹となる枝をまっすぐ伸ばして、そこからバランスよく配置するように仕立てていきます。

新梢の先端を1/3ほど切り戻し、自然な樹形が完成したらその後は株全体にまんべんなく日光が当たるように枝葉を間引く程度に軽く剪定しましょう。

植え付け3年目以降の剪定

植え付けから3年以上経ったら、果実を収穫するために思い切って枝を切り詰める剪定を行います。主幹を地面から50cm〜60cm程度の長さで切り揃えます。古い枝や細い枝、込み合った枝なども、根元から切り取ってしまいましょう。

強剪定をすると、一時的に見た目はスカスカになりますが、その後、切り口から多くの新しい枝が伸びてきます。強剪定は、樹形が乱れてしまったフェイジョアを、リセットするような効果もあります。

フェイジョアを剪定して上手に育てよう!

フェイジョアは、正しい時期に適切な方法で剪定することで、美しい樹形と豊かな花や果実を楽しむことができます。苗木の年数に合わせて、適切な剪定を行なってあげてくださいね。