ユーフォルビアの種類図鑑|人気種や希少種を写真つきの一覧でご紹介
2024/6/24
ユーフォルビアはサボテンのようなユニークな見た目が多く、おしゃれな雰囲気なのでインテリアとしても人気があります。種類によって雰囲気も変わるので、お好きなユーフォルビアを育てて素敵な空間を演出してみたいですね。今回はそんなユニークな見た目のユーフォルビアの種類について、メジャーな人気品種から希少種まで詳しくご紹介します。
ユーフォルビアとは?
Photo by ner0l1さん@GreenSnap
ユーフォルビアは北アメリカを中心に生息するトウダイグサ科の観葉植物で、一年草や多年草などがあります。種類によって特徴などが異なりますが、ユニークな見た目が多く希少種がいくつもありますよ。ユーフォルビアはおしゃれな雰囲気なのでインテリアとして重宝させることが多く、室内でも好んで育てられることが多いです。
ユーフォルビアの草丈は種類によって変わりますが、数十cmほどの低木が多く地植えや鉢植えなどで楽しめます。育て方が難しそうな印象ですが、種類によっては初心者の方でも簡単に育てられますよ。
ユーフォルビアにはどんな種類がある?
ユーフォルビアは世界中で約2,000品種以上あり、草花系や多肉・サボテン系、塊根系など見た目の種類がとにかく豊富です。
ユーフォルビアの種類によって育て方に大きな違いはありませんが、直射日光に弱いため、カーテン越しの窓際で育てるとよいです。
多肉ユーフォルビアとサボテンの違いとは
とくに人気の多肉系のユーフォルビアはサボテンと見た目がよく似ていて、混同される方もいるかもしれません。両者の違いは、サボテンにはトゲの根元に「針座」がありますが、「ホリダ」などのようなユーフォルビアには針座がないという点です。
ここからは、ユーフォルビアについて種類別に詳しく紹介します。ユーフォルビアの見た目や特徴などは種類によって大きく変わるので、ぜひともあなただけのお気に入りを見つけてみてくださいね。
人気のユーフォルビアの種類一覧
ユーフォルビア・ダイアモンドフロスト
Photo by とぅとぅさん@GreenSnap
ダイアモンドフロストは、春〜秋にかけて白色の小花をたくさん咲かせるユーフォルビアです。一年草として扱われることが多いですが、温暖な地域では冬越しもできます。草丈は30〜40cmほどの低木で、地植えや鉢植えなどで楽しめますよ。
似たような名前で「ダイアモンドスター」という品種もありますが、ダイアモンドフロストの改良品種で八重咲きです。また、「ダイアモンドスノー」も同じく八重咲きで、ダイアモンドスターよりも生育が旺盛ですよ。
ユーフォルビア・ブラックバード
Photo by ペパーミントさん@GreenSnap
ブラックバードは、ユニークな花や葉が楽しめる人気のユーフォルビアです。4月頃になると黄緑色の大輪の花を咲かせ、シックな紫色の葉はカラーリーフとしても楽しむことができますよ。
ブラックバードは春または秋頃が植え付け時期で、日当たりがよく乾燥した環境で元気に育ちます。ただし、高温多湿は苦手なので、夏場の水やりの回数は控えるようにしましょう。
ユーフォルビア・シルバースワン
Photo by モカママさん@GreenSnap
シルバースワンは、美しいグリーンの葉にクリーム色の斑が入る人気が高いユーフォルビアです。4〜6月頃になると黄緑色の小さな花をたくさん咲かせ、上品でかわいらしい花姿がなんとも魅力的です。
シルバースワンの草丈は60cmほどなので、地植えはもちろん鉢植えでも楽しめますよ。おしゃれなユーフォルビアを育ててみたい方は、シルバースワンをおすすめします。
ユーフォルビア・白雪姫
Photo by ナカさん@GreenSnap
白雪姫は白い花とグリーンの葉のコントラストが魅力的なユーフォルビアで、その美しい見た目からガーデナー人気も高いです。10〜1月頃にかけて開花し、鉢植えや寄せ植えなどで楽しめますよ。白雪姫は暑さには強いですが寒さには弱い傾向があるので、冬場は室内で管理するとよいです。
植え付けは4月頃が適期で、苗が倒れる場合は支柱で支えるとよいですよ。華やかなユーフォルビアをお探しなら、白雪姫がぴったりですね!
ユーフォルビア・ウルフェニー
Photo by 伊豆野サクラさん@GreenSnap
ウルフェニーは、細長いブルーグリーンの葉とかわいらしい黄色い花が特徴のユーフォルビアです。草丈は約70~120cmなので鉢植えや地植えなどで楽しむことができ、特に洋風のお庭にマッチしますよ。
ウルフェニーは4~6月頃になると見頃を迎え、日当たりと乾燥した場所で元気よく育ちます。寒さには強いですが、北海道などの寒い地域では防寒することが大切です。
サボテンに似た希少種のユーフォルビアの種類一覧
ユーフォルビア・マハラジャ
Photo by 意図近さん@GreenSnap
マハラジャは扇型のユニークな形が特徴で、サボテンと同じ多肉植物で希少種のユーフォルビアです。その珍しい見た目からインテリアとしても人気があります。
マハラジャは暑さには強いですが寒さには弱いので、寒い冬の時期は室内で育てるようにしましょう。植え付け時期は春〜秋頃で、挿し芽でも増やせますが成功率が低いため、種まきで増やすことをおすすめします。
ユーフォルビア・ホワイトゴースト
Photo by あゆみさん@GreenSnap
ホワイトゴーストは茎の部分が白い多肉植物で、名前の通り白い幽霊のような見た目をしています。ホワイトゴーストはユーフォルビアの中でも希少種ですが、実は初心者の方でも育てやすいんです。
草丈は10〜100cmほどの低木なので、地植えや鉢植えなどでカラーリーフとして楽しめます。シックで落ち着いた雰囲気なので、おしゃれなインテリアとしても重宝しますよ。
ユーフォルビア・ホリダ
Photo by かめサボってんさん@GreenSnap
ホリダはサボテンのような見た目の多肉植物で、表面にある赤色の太いトゲが特徴のユーフォルビアです。日当たりのよい環境を好み、日照不足になると形が崩れやすくなります。
また、ホリダは直射日光に当たると葉焼けしやすいため、カーテン越しなど遮光することで元気よく育ちますよ。サボテンのような雰囲気のユーフォルビアをお探しの方には、ホリダがおすすめです!
ユーフォルビア・峨眉山
Photo by ばちるすさん@GreenSnap
峨眉山は「鉄甲丸」と「瑠璃晃」の交配種で、かわいらしい見た目が特徴のユーフォルビアです。群生させることで魅力が一層引き立ち、希少種のユーフォルビアとして人気を集めています。
峨眉山は寒さに強い傾向があるので、気温が5℃以上なら屋外でも育てられますよ。日照不足になると徒長しやすいので、一年中日当たりのよい場所で育てるようにしましょう。
ユーフォルビア・飛竜
Photo by jillさん@GreenSnap
飛竜は別名「ステラータ」とも呼ばれ、トゲのある多肉質な葉が特徴のユーフォルビアです。成長すると根の部分が肥大化していく塊根系のユーフォルビアで、そのユニークなフォルムが人気を集めています。
また、飛竜は強い日差しに当たることで葉が紅葉するので、色の変化も楽しめます。成長にはやや時間がかかりますが、塊根系のユーフォルビアがお好きな方は飛竜がぴったりです。
ユーフォルビア・ギラウミニアナ
Photo by まーちゃんとーちゃんさん@GreenSnap
ギラウミニアナは枝が分岐して成長する種類で、希少種のユーフォルビアです。枝は太く枝先にはトゲがたくさん生えているユニークな見た目で、開花時期には黄色い小花を咲かせます。
マニアに人気があるギラウミニアナですが、毒性があり茎や葉を傷つけると白い液が出てくるので、素手では触らないようにしましょう。
ユーフォルビア・オベサ
Photo by 春日部バルさん@GreenSnap
オベサは丸いフォルムが特徴の多肉系のユーフォルビアです。春〜秋にかけて長い期間小さな黄色い花を咲かせ、休眠期に入ると花が咲かなくなります。オベサは寒さにそこまで強くないため、冬場は室内で育てましょう。
日当たりのよい環境で育ちますが、室内で育てている場合は、しばらく半日陰に置いてから日なたに移動させるとよいですよ。また、オベサの茎を傷つけると白い液が出てきますが、皮膚がかぶれることがあるので注意が必要です。
ユーフォルビア・グロボーサ
Photo by あ~るさん@GreenSnap
グロボーサは和名で「玉鱗宝」とも呼ばれ、球状の塊根が特徴のユニークなユーフォルビアです。その見た目がかわいらしいですが、長い時間日光に当たらないと徒長してしまうので、日当たりのよい場所で育てましょう。
高さは10cmほどまで成長するので、鉢植えなどで育てられますよ。グロボーサは成長するにつれて地下に塊根をつくるので、楽しみですね。珍しい見た目のユーフォルビアがお好きな方には、グロボーサをおすすめします!
ユーフォルビアの種類はたくさん!お気にいりを見つけてみて
ユーフォルビアはシックでユニークな見た目で、おしゃれなインテリアとしても楽しめますね。種類によって雰囲気が大きく変わり、地植えや鉢植え、寄せ植えなどで育てられます。
GreenSnapSTOREでは、今回ご紹介したユーフォルビアの他に、メジャーな種類や希少種なども多く取りそろえています。
初めて育てる方でも安心できる無料の育て方相談サービスもあるので、ぜひともお気に入りを見つけてみてくださいね。