【ユーカリの挿し木】初心者でも簡単!成功率を上げるコツを徹底解説
2024/7/23
爽やかな香りと美しい葉が魅力的なユーカリは、実は挿し木で増やすことができる植物です。この記事では、ユーカリの挿し木方法を初心者にもわかりやすく解説します。
ユーカリは挿し木で増やせる?
ユーカリは挿し木で増やすことができます。ただし、ユーカリは根がつきにくいので、他の植物に比べると少し難しいとされています。成功率を上げるために、複数の挿し木をつくって挑戦してみるのがいいでしょう。
ユーカリの挿し木に適した時期
Photo by ろこたろさん@GreenSnap
ユーカリの挿し木は、6月〜7月頃が適期です。この時期は気温が安定しており、また湿度が高いため、発根しやすいとされています。ただし、梅雨時にもかぶるので、カビや腐敗には注意しましょう。
その他の季節でも、春〜秋であれば挿し木に挑戦できますが、真夏の極端に暑い時期、また寒い時期の挿し木は避けましょう。ユーカリは寒さに弱いので、冬の挿し木は成功率が低くなります。
ユーカリの挿し木の手順
- 挿し穂の準備:新しく伸びた健康な枝を10〜15cm程度に切ります。
- 葉の処理:上の葉を2〜3枚残し、他の葉は取り除きます。
- 切り口の処理:枝の切り口を斜めに切り、水に数時間浸します。
- 用土の準備:水はけの良い用土を用意し、湿らせておきます。
- 挿し木:枝を5cm程度の深さまで挿します。
- 乾燥しないように注意しながら、半日陰で管理します。
挿し木にしたユーカリの管理方法
挿し木をしたユーカリの管理は、発根するまでが最も重要です。土が乾燥しないように、湿度を保った状態を保つのがポイントです。直射日光の当たらない、気温が安定した半日陰で、優しく水やりしながら管理しましょう。
発根には2週間から1ヶ月程度かかります。発根が確認できたら、少しずつ外気に慣らしていき、最終的に通常の鉢に植え替えます。この時期の管理も慎重に行い、急激な環境変化を避けることが大切です。
ユーカリの挿し木を成功させるコツ
ユーカリの挿し木を成功させるためのコツをいくつか紹介します。これらのコツを意識して挿し木を行えば、成功率が大幅に上がります。特に、湿度管理と温度管理は重要なので、注意深く観察しましょう。
- 健康な枝を選ぶ:病気や害虫の被害がない、元気な枝を選びましょう。
- 適切な湿度管理:湿度を保つため、ビニール袋やペットボトルで覆います。
- 水やりに注意:土が乾燥しないよう、こまめに水やりをします。
- 日光管理:直射日光は避け、明るい日陰で管理します。
- 温度管理:20〜25度程度の安定した温度を保ちます。
- 複数の挿し木:成功率を上げるため、複数の枝で挿し木を行います。
ユーカリを挿し木で増やしてみよう!
ユーカリの挿し木は、少し難しいですが、コツを押さえれば家庭でも十分に挑戦できる方法です。適した時期を選び、正しい手順で行えば、美しいユーカリを増やすことができます。
失敗を恐れずに、複数の枝で挿し木にチャレンジしてみてくださいね。