【ナスの種類】おすすめの品種一覧は?特徴を画像と合わせて紹介
2024/10/16
夏野菜の代表的な存在のナス。丸いものや、大きいものだけでなく、緑色をしたナスや、オシャレな柄が入ったものなどいろいろな種類のナスを見かけるようになりました。
今回は、ナスの種類について詳しくご紹介します。育てやすい品種や、珍しい品種も紹介するので、ぜひお気に入りのナスを見つけてみてくださいね。
ナスはどんな植物?

ナス科ナス属の植物で、世界中で栽培されているナス。ナスの旬は、5月〜10月頃と長く、収穫した時期によって少し違いがあり、9月頃から収穫されるものは「秋ナス」と呼ばれています。
秋ナスは夏のナスよりも皮がやわらかく、みずみずしい果肉には甘味と旨味が多く含まれているといわれています。
ナスにはどんな種類がある?
ナスは、世界中で栽培されており1000種類ほどあるとされ、日本だけでも200種類あるといわれています。
ナスは形や大きさによって、丸ナス・米ナス・中長ナス・長ナス・大長ナス・小丸ナスに分類されていますよ。また色によっても、緑ナス、白ナス、赤ナス、縦じま模様が入ったゼブラナスなど、豊富な種類があります。
ここからは、ナスについて種類ごとに詳しく紹介します。定番のナスや、珍しい品種も合わせて紹介するので、ぜひ下記を参考に、お気に入りのナスを見つけてみてくださいね。
ナスの種類|品種一覧
千両2号 |
加茂ナス |
米ナス |
白ナス |
庄屋大長(しょうやおおなが) |
山形系梵天丸 |
カプリス |
千両2号

千両2号は、家庭菜園でも育てやすい品種の中長ナスです。ツヤのある長卵型のナスで、実の大きさも揃いやすく成長スピードも早く育てやすいため、家庭菜園を始めたい方にはおすすめの種類です。皮も柔らかく、おいしいためどんな料理にも使えますよ。
加茂ナス

加茂ナスは、京都の加茂で栽培されている伝統野菜です。まん丸とした大きな丸ナスで、皮も柔らかく、果肉がしっかりとしているのが特徴。果肉がしっとりしているため、油を吸いすぎないので加熱調理してもおいしくいただけます。京都では、しば漬けや田楽にして食べるのが多いそうです。
米ナス

Photo by うにななさん@GreenSnap
米ナスは、アメリカの品種を改良した大きな丸い形のナス。普通のナスのヘタは濃い紫色していますが、米ナスのヘタは緑色しており、皮は硬く果肉も締まっているため、煮物や焼き物にしても煮崩れしにくいですよ。そのため、ラタトゥイユやそのまま焼いてステーキにするのがおすすめです。
白ナス

Photo by 眞魚さん@GreenSnap
白ナスは、皮の色が真っ白な丸ナス。普通のナスより皮は硬いですが、果肉は水分が多くみずみずしいため、加熱するとトロトロした食感になります。その食感から別名「トロナス」と呼ばれることもありますよ。
庄屋大長(しょうやおおなが)

Photo by red radishさん@GreenSnap
庄屋大長は、大長ナスの中でも長い種類のナスです。35〜40㎝程度の細長い形をしており、皮が柔らかいため食べやすくおいしいですよ。柔らかな食感を活かして、炒め煮や、麻婆茄子などにするのがおすすめ。
山形系梵天丸
山形系梵天丸は、山形県特産の小丸ナスです。直径3㎝ほどの小さくて丸い形をしており、皮が薄くて果肉が締まっているため、そのまま浅漬けにすれば、コリッとした歯切れのいい食感がおいしいですよ。
カプリス

Photo by めーこさん@GreenSnap
カプリスは、イタリア原産の紫と白の縦縞がおしゃれなゼブラナスです。緑色のヘタと皮の紫と白のまだらに入った縦縞がカラフルで料理に使えば、彩り豊かに仕上がります。加熱するとトロトロした食感になるため、そのままカットしてステーキにしたり、パスタのソースにしてもおいしいですよ。
ナスの種類はたくさん!お気に入りを見つけてみて
ナスは、世界中で栽培されており、種類がとても多い野菜のひとつです。種類によって皮の色や食感、特徴なども違いがあるため、ぜひお気に入りのナスを見つけてみてくださいね。
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