ナスの収穫時期はいつ?収穫のサインや保存方法も合わせて解説
2024/6/6
ナスはさまざまな料理に使える代表的な夏野菜で、栽培難易度も低いので家庭菜園に人気です。今回はナスの収穫時期やその目安、収穫したあとの保存方法などを解説します。
ナスの収穫時期はいつ?

Photo by にしちゃんさん@GreenSnap
ナスの収穫時期は6〜10月と長く、7月中旬〜9月頃が最盛期となります。5月頃に苗の植え付けをして開花したあと、だいたい15〜25日ほどで収穫できるようになります。
ナスを収穫する目安
ナスの収穫の目安として、実のサイズで判断ができます。一般的なナスであれば10〜15cmほど、長ナスは35〜40cmほどです。また、1〜3番果やたくさん着果した際は、若採りをして株の負担を減らすことで、そのあとの生育や着果がよくなり長く収穫が楽しめます。
ナスの収穫方法
ナスは朝の涼しい時間に収穫することで日持ちがよくなります。ヘタの1〜2cmほど上を剪定ばさみでカットして、ひとつずつ収穫しましょう。
収穫後のナスの管理
ナスの収穫後、そのままにしていると主枝と側枝からわき芽がどんどん伸びて、実が付きすぎて、株の勢いが弱まります。そのため切り戻しをして、わき芽を管理しましょう。
切り戻しの方法は、まず側枝に花がついたらその上の葉を残してカットし、同時に側枝の付け根にあるわき芽ひとつを残して、ほかはかき取ります。側枝の花が生長し実となったら収穫をして、付け根に残しておいたわき芽は切り落とさないよう、付け根近くで切り戻しをします。残したわき芽を育てて、新しい側枝として育て、この作業を繰り返していきましょう。
収穫したナスの保存方法
ナスは傷みやすい野菜なので、収穫後はなるべく早く調理して食べきるのがおすすめです。保存する場合は、水分が逃げないようにひとつずつラップで包んで、15℃以下の室内で常温保存するのが理想です。
冷蔵庫で保存する場合は、温度の高めの野菜室に入れてください。温度が5℃以下になると縮んでしまうので注意してください。
ナスは収穫したあとの管理も重要!
ナスは初夏〜秋まで長期間収穫を楽しめる夏野菜ですが、しっかりとした実をつけ続けるためには、収穫後剪定をして、側枝とわき芽をコントロールすることが重要です。また、こまめに収穫することが、次の実の肥大につながりますよ。ぜひこの記事を参考にナスの収穫を秋までいっぱい楽しんでくださいね。