【エーデルワイスの花言葉】怖い意味はある？特徴や名前の意味は？

エーデルワイスは、ヨーロッパのアルプス山脈に自生する美しい白い花です。厳しい高山環境に耐える強さと、純粋で儚い美しさを兼ね備えたエーデルワイスには、どのような花言葉がつけられているのでしょうか。

この記事では、エーデルワイスの花言葉と由来、花の特徴や名前の意味などを説明します。

エーデルワイスの花言葉

Photo by ユキBOSSちゃんさん@GreenSnap

エーデルワイスの花言葉は、「奥ゆかしい美しさ」「高貴」「崇高」「勇気」「忍耐」「初恋の感動」「大切な思い出」などで、深い意味が込められています。

これらの花言葉は、エーデルワイスの過酷な高山環境で生き抜く強さ、そして愛や友情を表す花の特徴から生まれたものです。

アルプス地方ではかつて、エーデルワイスは男性が女性にプロポーズする際に贈る花とされていました。高山に咲くエーデルワイスを、大切な人のために危険を顧みずに摘んでくるが真実の愛を表すとされたのでしょう。このエピソードから、「勇気」「忍耐」という花言葉がつけられたとされています。

「高貴」「崇高」「奥ゆかしい美しさ」という花言葉は、高山にひっそりと咲くエーデルワイスの美しさに由来しています。

「初恋の感動」「大切な思い出」という花言葉は、スイスの言い伝えが由来になったとされています。

エーデルワイスには怖い花言葉がある？

エーデルワイスの花言葉に怖いものはありません。エーデルワイスの花言葉は、ほかにはないエーデルワイスの美しいさや過酷な環境に生息している強さを表現しています。

エーデルワイスとは？日本名は？

エーデルワイスは、キク科ウスユキソウ属に分類される多年草で、日本名では「セイヨウウスユキソウ」と呼びます。独特の星形と柔らかな綿毛に覆われた姿が特徴の山野草で、アルプスやヨーロッパの山岳地帯に自生し、岩の割れ目、草原に花を咲かせます。

厳しい高山環境に生息するその美しい姿から、さまざまな映画や音楽に登場し、アメリカのミュージカル「サウンド・オブ・ミュージック」に登場したことから、世界中に知られることとなりました。

その美しさと希少性で多くの人に愛されてきた歴史から、スイスでは国花に指定されています。

エーデルワイスは日本語でどういう意味？

エーデルワイスという名前はドイツ語で、日本語に訳すと「高貴な白」という意味になります。「edel（エーデル）＝高貴な」と「weiß（ヴァイス）＝白」が合わさったもので、この名前は、エーデルワイスの美しさとその生息環境を象徴しています。

エーデルワイスの花言葉を大切な思い出と一緒に贈ろう！

危険な高山に花を咲かせることから、登山家の憧れであり続けるエーデルワイス。花の名前は知っていたけれど、その生態を知ることはなかなかないのではないでしょうか。

野生では滅多に見られない品種ですが、スイスに旅行する機会があれば幻の花を目にする機会があるかも知れません。ぜひエーデルワイスの美しい花を楽しんでくださいね。