ドラセナ・コンシンネの葉が垂れる原因は？復活方法は？

2024/2/26

ドラセナ・コンシンネは生命力あふれるおしゃれな見た目で、初心者にも人気の観葉植物ですが、葉が垂れることに悩む人も多いのではないでしょうか。

この記事ではコンシンネの葉が垂れる原因や復活方法についてご紹介しています。ぜひ参考にしてみてください。

ドラセナ・コンシンネはそもそも葉が垂れやすい植物ではある

ドラセナ・コンシンネ葉が垂れる

Photo by はるひとさん@GreenSnap

そもそもドラセナ・コンシンネは葉が細長く薄いため、成長するにつれてだんだん葉が垂れてくる植物です。葉が垂れているからといって、枯れる前兆であるとか、弱っているということは一概には言えません。自然な放物線を描くように枝垂れている場合はとくに気にしなくていいでしょう。

ただし、葉の生え際からいきなりうなだれるように葉が垂れている場合は、枯れる前兆かもしれません。ここからはドラセナ・コンシンネが不調をきたして葉が垂れる場合の原因についてご紹介します。

ドラセナ・コンシンネは水やりのしすぎや、長年植え替えをしていないことが原因で、根腐れや根詰まりを起こすことがあります。土や根の状態が悪いと、正しく栄養や水分を吸収できず、葉が垂れる原因となります。

ドラセナ・コンシンネは乾燥に強い植物ですが、水切れが起こると葉が垂れることがあります。適切な水やりが大切です。

ドラセナ・コンシンネは日陰にも強いといわれますが、十分な日光を受けられないとエネルギー不足となり、葉が垂れ下がることがあります。

温度や湿度、光の条件が急に変わると、ドラセナ・コンシンネはストレスを感じ、葉を垂れさせることがあります。例えば購入してすぐ、段ボールから出してすぐに日に当てたりするなどの環境の変化でも弱ることがあるので気をつけましょう。

根腐れや根詰まりが原因で葉が垂れる場合、新しい土に植え替えることで根の健康を回復させることができます。

植え替えるときは、古い土を全て落として黒っぽい根を取り除きましょう。鉢は一回り大きいものを用意し、必ず観葉植物用の培養土に植えましょう。

水が切れた状態も植物にとっては大切なので、水やりのしすぎには注意が必要ですが、基本的には春から秋は土の表土が乾いたらたっぷりと与えるようにしましょう。水切れで葉が垂れる場合、水やりをするとものの数分で葉がハリを取り戻すことがあります。

また、冬は水やりを控えめにするのが理想ですが、その代わりに霧吹きで水を吹きかける葉水を定期的にしてあげるといいですよ。

ドラセナ・コンシンネを室内の中程に置いていて、葉が垂れてしまったという場合は、日光不足の可能性が高いので、だんだんと日当たりの良い場所へ移動させましょう。少し時間はかかりますが、そのうち葉が元気を取り戻します。

急な環境変化によるストレスが原因で葉が垂れる場合、まずは1週間ほど植物が新しい環境に慣れるまで様子を見ましょう。また冬は日中と夜間では窓際の温度変化が激しいので、窓から少し離した場所に置くのがおすすめです。

ドラセナ・コンシンネの葉が垂れる場合、ケアの方法を見直すことが大切です。葉が垂れたからといってすぐに枯れるわけではないので、土の状態、水やり、日当たり、環境の変化に注意を払い、適切な対策をしていきましょう。