伸びすぎたドラセナの剪定方法!適した時期や失敗しないコツ
2023/7/31
ドラセナが元気に大きく育ち過ぎたときは、剪定してみましょう。剪定は、樹形を保つ以外にも、病害虫から樹木をまもり、元気に育つ環境を維持する目的があります。
今回は、伸びすぎたドラセナの剪定方法をご紹介します。剪定の適期や失敗しないコツを押さえてさっそく剪定しましょう。
ドラセナの剪定時期
Photo by チャコにゃんさん@GreenSnap
ドラセナの剪定に適した時期は5~6月です。ドラセナは、9月まで成長期が続きますが、暑い時期は直射日光による負担が大きく、葉焼けする恐れもあるので、夏場を迎える前に済ませましょう。
なお、剪定の頻度は2~3年に1回でも問題はありません。枝葉の様子を見て剪定の要不要を検討しましょう。
伸びすぎたドラセナの剪定方法
伸びすぎたドラセナは切り戻し剪定で整えましょう。手順は以下のとおりです。
1. 親木と枝の根元はのこしながら、枯れた枝を切り落とす
2. 変色している葉があれば、あわせて切り落とす
3. 剪定後のドラセナはデリケートなため、癒合剤をぬって風通しのよい日陰で管理する
4. 剪定から1週間ほど経過したらたっぷりの水を与える
ドラセナの剪定で失敗しないコツは?
Photo by のぶこさん@GreenSnap
ドラセナの剪定で失敗しないコツは以下4つです。
剪定をするときは、できるだけスムーズに終わるよう、必要なものを準備しておくと安心です。傷んだ部分やこみ合う部分があれば、清潔なハサミを使ってななめに切り落としてください。
剪定は植物に大きな負担を与えるため、一定の間は弱ったようにみえます。切り口には癒合剤をぬり、病害虫を予防したら、直射日光が当たらないよう風通しのよい日陰に移しましょう。
なお、枯れそうという不安から剪定直後に水や液体肥料を与えるのは厳禁です。植物にとってよいものでも、弱っているときに与えると毒となって枯れる場合があります。養生期間として1週間ほど様子を見て、土が乾ききっているようであれば水を与えて様子をみましょう。
ドラセナが伸びすぎたら剪定しよう!
今回はドラセナの剪定方法と適期、失敗しないコツについてご紹介しました。ホームセンターや園芸店のほか、近年では100円均一ショップや雑貨店でも手頃に購入できるドラセナ。インテリアグリーンとしても人気が高く、多くの人が育てる植物です。
しかし、植物も人間と同じように大きく成長し、ときに不要な枝葉をつけることがあります。成長期にあわせて剪定し、いつまでも元気なドラセナを保ちましょう。
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