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【ハナミズキの花言葉】怖い意味はある?本当は「花」じゃない?縁起が悪いの?

2023/12/22

歌や映画などの題目にもつけられるハナミズキは、ピンクや白などあたたかみのある花を咲かせます。今回はそんなハナミズキの花言葉と特徴、プレゼントにおすすめのお祝いシーンについてご紹介します。

日本人には慣れ親しまれているハナミズキには、どのような花言葉や特徴があるのでしょうか。詳しく見ていきましょう。

ハナミズキの花言葉

ハナミズキPhoto by まるぺんさん@GreenSnap

ハナミズキの花言葉は「私の想いを受けとめてください」「永続性」「返礼」です。

中でも「返礼」は、明治時代の東京市長だった尾崎行雄氏が、アメリカのワシントンに友好の気持ちとして桜の木を送り、そののちに返礼品としてハナミズキが贈られたことが由来とされています。

「永続性」はハナミズキがまっすぐ伸びることや、成長がゆっくりなこと、頑丈な木であることに由来しています。

なお、英語では「あなたは無関心だと思う?」といった花言葉もあります。

ハナミズキとは?本当の花は別にあるの?

ハナミズキは北アメリカ原産のミズキ科ミズキ属に属する落葉樹の植物です。

花色には白や薄ピンクなどがあるとよく言われますが、厳密にいうとこれは間違えです。というのも、実は花びら(花弁)に見える部分は花ではなく、総苞片と呼ばれる葉の一部が変形したものだからです。

実際のハナミズキの花というのは1cmにも満たない小さな花で、総苞片の中央に密集して咲いている部分です。つぼみの状態だと緑色で、先進むにつれて黄色になります。

 

ハナミズキの花言葉には怖い意味もある?

ハナミズキに怖い花言葉はついていません。とはいえ、もともとキリストを磔にした十字架の材料としても使われていた背景から、キリスト教界隈ではネガティブに受けとめられている部分も否定できません。

ちなみに、ハナミズキにはこんな逸話もあります。

十字架の材料として使われることにひどく嘆くハナミズキに、キリストは『これからは十字架に使われるほどの大木にはならないだろう』と言います。その後、ハナミズキの木は細く曲がり、花びらは十字架の形となって血を連想させる赤色の花が残ったそうです。

たとえ植物でも、人を思う気持ちがどこかにあることを想起させる物語ですよね。

しかし凜とした姿でいつでも多くの人を魅了し、ポジティブな花言葉も多いことから、そこまで深く気にする必要はないでしょう。

ハナミズキは縁起が悪いって本当?庭木には不向き?

ハナミズキはキリスト教におけるその背景から、縁起が悪いと思われることもありますが、宗教的背景を気にしないのであれば庭木にもおすすめです。

街路樹にもよく選ばれることからも明らかなとおり、気温の変化や病害虫に強く初心者でも育てやすいです。とくに春には花、秋には紅葉や赤い実、冬の落葉姿と四季の変化を楽しめますよ。

ハナミズキはお祝いのプレゼントにおすすめ

さまざまな由来や逸話をもつハナミズキは、お祝いのプレゼントにおすすめの植物でもあります。ここではプレゼントにおすすめのお祝いシーンについてご紹介します。

母の日

ハナミズキは母の日のプレゼントにぴったりです。「返礼」といった花言葉から、「これまでたくさんの愛を与えてくれてありがとう」といったお礼の気持ちのこもったプレゼントになるでしょう。

ハナミズキの流通時期は3~5月であるため、時期的にも贈りやすいと考えられます。赤や白などを合わせたり、ハーブなどのグリーンと合わせて花束やブーケに仕立てたりしてもおしゃれなギフトになりますよ。

開店・開業祝い

ハナミズキは開店・開業祝いのプレゼントにもおすすめです。「永続性」といった花言葉から、「いつまでも商売繁盛が続きますように」といった願いのこもったプレゼントになりますよ。

ただし、ハナミズキの花持ちは5~7日と非常に短いことから、枯れやすいといった欠点があります。花持ちの短い植物は「すぐ枯れる=すぐ潰れる」といったネガティブなイメージを連想させます。どうしても植物を贈りたいときは、新鮮なものを選んだり花束・ブーケなど見た目から華やかなイメージのあるものに仕立てたりするのがおすすめです。

ハナミズキの花言葉を贈ろう♪

ハナミズキには愛情や長い時を連想させる花言葉がついています。また、さまざまな由来や逸話も持ち合わせており、知ればしるほど深みのある花とも言えるでしょう。

GreenSnapSTOREではさまざまな植物・鉢花を取り扱っています。ガーデニングやシンボルツリー、今流行のインテリアグリーンとしても育てやすいものがたくさんあるので、ぜひこの機会にチェックしてみてくださいね。