【シクラメンの花言葉】怖い意味はある?プレゼントにおすすめの色は?
2023/4/29
上向きに咲いた花がとてもかわいらしいシクラメンには、その特徴にぴったりの花言葉がついています。今回はシクラメンの花言葉に合わせて、特徴やプレゼントにおすすめのお祝いシーンをご紹介します。
植物にはそれぞれ花言葉がついています。思いがけないところでお相手を傷つけないためにも、プレゼントにする際はしっかりとチェックしておきましょう。
シクラメンの花言葉
シクラメンの花言葉は「遠慮」「清純」「内気」です。どこか控えめな花言葉なのは、ある物語が由来です。ソロモン王が王冠に花のデザインを入れようとさまざまな花に相談するも、どれも断られてしまいます。そんな中、唯一承諾してくれたのがシクラメンだったそうです。王が感謝を伝えると、シクラメンは照れて下を向いたことにちなみます。
シクラメンの色別の花言葉
シクラメンにはポピュラーなピンクのほかにも、赤や白、紫などさまざまな色をつけます。ここでは5色の花色についた花言葉をご紹介します。
赤のシクラメン
赤のシクラメンの花言葉は「嫉妬」です。言葉自体はいいものではありませんが、その由来は反り返った花びらが炎のように見えることにちなんでいます。
ピンクのシクラメン
ピンクのシクラメンの花言葉は「内気」です。上述したソロモン王とのエピソードによってつけられたと考えられています。
青のシクラメン
青のシクラメンの花言葉は「遠慮」「恥じらい」です。青のシクラメンの花言葉も、共通する花言葉と同じ由来です。
白のシクラメン
白のシクラメンの花言葉は「清純」「綿密な判断」「思いやり」です。穢れのないピュアな色にちなんでつけられたと考えられています。
紫のシクラメン
紫のシクラメンの花言葉は「想いが響きあう」「絆」です。紫の色からお互いを引き立て、調和し合うことにちなんでいるそうです。
シクラメンに怖い花言葉はある?
シクラメンの花言葉に怖い意味はありません。しかし、赤いシクラメンには「嫉妬」といった一見するとネガティブな花言葉がついています。 これは赤いシクラメンの花びらが炎のように見え、情熱的な色合いからつけられたと考えられています。 由来も意味もネガティブなものではないので、プレゼントに選んでも問題ありません。
シクラメンとはどんな花?
Photo by JUNさん@GreenSnapシクラメンはサクラソウ科シクラメン属に属する多年草の植物です。草丈は10~70cmほどに成長し、10~4月と比較的長い期間が開花時期といわれています。
地中海沿岸部に広く分布し、世界各国で親しまれています。日本でも鉢植えや庭先のガーデニングのほか、公園などでも見かけられます。「カガリビバナ(篝火花)」や「カガリビソウ(篝火草)」「ブタノマンジュウ(豚の饅頭)」といった特徴的な別名をもちます。
シクラメンはお祝いのプレゼントにもおすすめ
さまざまな色合いが楽しめるシクラメンは、お祝いのプレゼントにおすすめです。ここでは特におすすめのお祝いシーンを2つご紹介します。
Photo by toshi17さん@GreenSnap結婚記念日
結婚記念日のプレゼントにシクラメンはぴったりです。中でも紫のシクラメンには「想いが響きあう」「絆」といった花言葉がついているので、運命によって巡り会ったパートナーへ、気持ちをストレートに伝えられるでしょう。
大切な人からのプレゼントはいつまでも大切に手元に置いておきたいものです。プレゼントにシクラメンを選ぶときは、花持ちが気になりにくいプリザーブドフラワーやブーケにアレンジしたものを贈ることで、プレゼントをもらったときの喜びをいつまでも実感できるでしょう。
出産祝い
出産祝いのプレゼントにもシクラメンはおすすめです。中でも赤いシクラメンには「愛情」、白のシクラメンには「思いやり」、紫のシクラメンには「絆」といった花言葉がついています。
それぞれのシクラメンを組み合わせて花束やブーケにアレンジすれば、新しい命の誕生への喜びや思い、これからの期待などを上手に伝えられるでしょう。