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ガーデンシクラメンを寄せ植えで楽しもう|相性のいい草花や作り方、コツは?

2023/11/8

ガーデンシクラメンは、色の少なくなった冬の花壇を彩る貴重な花のひとつで、冬の寄せ植えの主役にもぴったりです。今回は、そんなガーデンシクラメンの寄せ植えに相性のいい草花、寄せ植えの作り方とそのコツをご紹介します。

ガーデンシクラメンってどんな花?

ガーデンシクラメンPhoto by Jerry_CHOOさん@GreenSnap

ガーデンシクラメンは、原種のミニシクラメンから園芸用により寒さに強く品種改良されたシクラメンで、冬でも屋外で楽しむことができます。

現在ではさまざまな品種があり花色や花びらの形が豊富です。花色は、赤やピンク、白などのほか複色の品種もあり、どんな花草とも相性がよく冬の寄せ植えの定番のひとつです。

ガーデンシクラメンの寄せ植えの時期は?

ガーデンシクラメンの開花時期は、10月〜4月にかけてです。寄せ植えを楽しむのであれば10〜11月頃、おそくとも12月上旬に作ります。

冬はほとんどの植物の生育がゆっくりになって水やりなどのお手入れも少なくなる時期で花は少なくなりますが、寄せ植えの花材は豊富にあります。クリスマスや年末年始などのイベントも控えているので、ガーデンシクラメンの華やかな寄せ植えでお客さまをお迎えしてみましょう。

ガーデンシクラメンの寄せ植えに準備するもの

  • ガーデンシクラメンと寄せ植え用の花草
  • プランター
  • 鉢底ネットと鉢底石
  • 草花用培養土
  • 移植ゴテや土入れ
  • 割り箸などの棒

ガーデンシクラメンの寄せ植えに合う草花

秋冬の花苗

パンジー/ビオラ

パンジー・ビオラPhoto by みきさん@GreenSnap

パンジー/ビオラは、開花時期は11月〜5月と広く、花期が長いのでほぼ通年開花することもあります。カラーバリエーションが豊富で、寄せ植え定番の花です。

デイジー

デイジーPhoto by はなちゃんさん@GreenSnap

デイジーは、開花時期が12月〜5月のキク科の植物で、さまざまな花色と咲き方があります。花そのものは小さいですが、草丈が丁度よくガーデンシクラメンとの相性がよいです。

アリッサム

アリッサムPhoto by 4匹のこぶたさん@GreenSnap

アリッサムは、開花時期が10月〜4月の多年草です。小花がたくさん咲き、花束のようにも見えます

イベリス

イベリスPhoto by kororinさん@GreenSnap

イベリスは、アブラナ科の植物でひとつの株に小さな花をたくさんつけ、甘い砂糖菓子のような香りが特徴です。一年草と多年草の品種があり、ガーデンシクラメンの寄せ植えに使う場合は、秋咲きの品種を選ぶようにしましょう。

金魚草

金魚草Photo by blue♡roseさん@GreenSnap

金魚草は、まっすぐに伸びた茎に金魚のような花を房状に咲かせ、花のカラーバリエーションが豊富です。一般的な開花時期は4〜6月ですが、園芸品種のなかには季節を問わず咲く品種もあり通年楽しめる花となっています。

リーフや実もの

ヒューケラ

ヒューケラPhoto by すうさんさん@GreenSnap

ヒューケラは葉色のバリエーションが豊富で、葉は重なり合うようにコンパクトに茂ります。品種によってさまざまな葉色がそろっていてカラーリーフプランツとして人気の植物です。

ハボタン

葉牡丹 ハボタンPhoto by lさん@GreenSnap

ハボタンは存在感の大きな葉をしていて、気温の下がる10月下旬ごろから色づき始めます。冬の花壇に彩りを与えてくれる貴重な素材で、寄せ植えの脇役としても相性バッチリです。

シロタエギク

シロタエギクPhoto by ばぁばさん@GreenSnap

シロタエギクはキク科の植物で、春に黄色い花を咲かせますが、シルバーの葉が美しく冬の寄せ植えにも重宝されます。シルバーの葉が近くの主役となる花を引き立ててくれるでしょう。

チェッカベリー

チェッカーベリーPhoto by BLANKAさん@GreenSnap

チェッカーベリーは北アメリカ原産の植物で寒さに強く、冬の間小さな赤い果実を実らせます。草丈が低いので寄せ植えの材料として使いやすく、美しい赤い実はクリスマスやお正月の飾りとして活躍します。

オタフクナンテン

オタフクナンテンPhoto by グリーン芝さん@GreenSnap

オタフクナンテンはメギ科の植物で草丈が低く、葉は小さくやや丸みをおびています。晩秋に赤く紅葉し、冬の花壇や寄せ植えに利用されます。

ガーデンシクラメンの寄せ植えの作り方

寄せ植えの作り方

  1. 鉢に鉢底ネットを敷いて、鉢底石を厚さ3cmほど入れる。
  2. 草花用培養土を鉢の3分の1ほど入れる。
  3. ガーデンシクラメンとほかの花草をポットのまま鉢に置いて配置を決める。株間は10cmほどあける。
  4. ポットから苗を取り出し、土を崩さずに草丈の高い順に置く。
  5. 苗と苗の間に移植ゴテで土を入れ、棒で突いて土を詰める。
  6. 鉢の鉢のフチ下3cmほどまで土をいれる。
  7. 鉢底から水が流れ出るくらいたっぷり水やりをする。

寄せ植えを作るときのポイント

ガーデンシクラメンは、深く植えすぎると腐る原因となります。球根の上部が土表面より浮くようにこんもりと植え付けることで、根が空気に触れることを防ぎつつ株に湿気がこもることを防ぐことができます。

また寄せ植えを作るときは、まずテーマを決めて主役となるガーデンシクラメンの色と色相性から一緒に植える草花を選びましょう。バランスのよい配置の基本は、草丈の高くなるものは鉢の中央や後方に、低いものをその周囲に植えます。鉢の縁に垂れる植物を植えることで鉢と植物との一体感が生まれます。

ガーデンシクラメンの寄せ植えアレンジ例

赤を基調としたクリスマスの寄せ植え

ガーデンシクラメン 寄せ植えPhoto by ミセス水玉さん@GreenSnap

可愛らしい印象のピンクと白の寄せ植え

ガーデンシクラメン 寄せ植えPhoto by しろくまさん@GreenSnap

ナチュラルグリーンの寄せ植え

ガーデンシクラメン 寄せ植えPhoto by しおんさん@GreenSnap

ガーデンシクラメンの寄せ植えのお手入れ

ガーデンシクラメンを寄せ植えをした直後は、苗の根が落ち着いておらず不安定です。2〜3週間は温度や湿度などの急激な変化に注意して、直射日光を避けた明るい日陰で管理しましょう。肥料も1ヶ月ほど経ってから与えるようにします。

水やりは土が乾いてから底から水が流れ出るまでたっぷりと、寄せ植え全体にまんべんなくあげます。ただしガーデンシクラメンの球根の頂部には水がかからないようにして下さい。また、土が乾いていないのに水をやると根腐れしてしまうので必ず土が乾いてからやるようにしましょう。

このほか寒さに強いガーデンシクラメンですが、霜が当たってしまうと弱ってしまうので、霜が降りる季節になったら軒下へと移動させましょう。

まとめ

ガーデンシクラメンにはさまざまな品種があり、それだけでも冬を彩る綺麗な花ですが、ほかの草花と寄せ植えにすることでさらにガーデンシクラメンの魅力を高めてくれるでしょう。

終わった花を根元からひねって引き抜いてあげることで、より花を長く多く楽しむことができますよ。ぜひこの記事を参考にオリジナルの寄せ植えを作ってみてくださいね。