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キュウリの種類一覧|代表的な10品種を、特徴ごとに紹介!

2024/5/27

キュウリは夏の定番野菜として親しまれていますが、実は様々な種類が存在します。形や色、食感や風味が異なるキュウリの種類を知ることで、新しい楽しみ方が広がるかもしれません。

この記事では、日本で栽培されている代表的なキュウリの種類を10種類ご紹介します。

キュウリにはどんな種類がある?

きゅうり

Photo by ますださん@GreenSnap

キュウリには、日本国内だけでも多種多様な品種が存在します。それぞれに特徴があり、用途や味わいも異なります。ここでは、市場に出回っている主要な種類から珍しい品種まで、10種類のキュウリを紹介していきます。

キュウリの種類一覧

白イボキュウリ

白イボキュウリは、皮が濃い緑色で全体に小さな白いイボがあるのが特徴です。市場に最も多く出回っている品種で、店頭に並ぶキュウリの約9割を占めています。水分が多く、やわらかく、歯切れが良いのが特徴です。年間を通して出荷されています。

イボ無しキュウリ

イボ無しキュウリは、その名の通り表面にイボがないキュウリの総称です。明るい緑色で、一般的な白イボキュウリと比べると少し短めです。表面にシワやイボがないので洗いやすく、青臭みが少なく、ほんのりと甘みも感じられます。代表的な品種として「フリーダム」があります。

夏すずみ

夏すずみは、タキイ種苗が開発した耐病性のあるキュウリの品種です。べと病やうどんこ病に強く、果実は濃緑色で光沢があり、歯切れが良い食味の良い品種です。主枝の雌花率が高く多収穫が期待できます。高温期でも安定した収量が見込めるのが特徴です。

Vシャイン

Vシャインは、タキイ種苗が育成したべと病やうどんこ病に耐性のある夏秋キュウリの品種です。小葉で立性の草姿が特徴的で、側枝の節間も短く、管理や収穫作業が容易です。果実は濃緑色で食味に優れ、初期から多収で後半まで安定した収量が見込めます。

加賀太(かがふと)キュウリ

加賀太キュウリは、石川県の特産品で、直径、長さ、重さともに立派で太い品種です。皮は緑〜濃緑色で、イボはほとんどありません。一般的なきゅうりと異なり皮が硬いため、調理の前に皮をむき、種も取り出します。果肉は厚くてやわらかく、特有の風味があります。煮物や炒め物などの加熱調理に適しています。

大和三尺(やまとさんじゃく)

大和三尺は、奈良市で生まれた伝統的なきゅうりの品種で、35cmほどまで生長する長いキュウリです。歯切れが良く、食味に優れていて種子も少ないため漬物に適しており、奈良漬に用いられます。見た目が曲がりやすいため、市場ではあまり見られません。

相模半白(さがみはんじろ)

相模半白節成は、神奈川県平塚市で改良された伝統的なキュウリの品種です。果実の半分が白色で、残りの半分が緑色のグラデーションになるのが特徴的です。歯切れが良く、独特の風味があり、昔から漬物などに利用されてきました。

四葉(すうよう)キュウリ

四葉キュウリは、中国華北系の品種で、昭和初期に日本に導入された品種です。早生品種で、生育が早く、成熟すると一般的なキュウリの1.5倍ほどの大きさになります。皮が薄くて歯切れが良く、風味も良いですが、イボが原因で傷つきやすいため市場にはあまり出回りません。

四川(しせん)キュウリ

四川キュウリは、四葉キュウリを改良した品種で、表面にシワがあり、たくさんの細かいイボで覆われています。長さは25cmほどで、皮は薄くて青臭さも弱いため、漬物用としても好まれます。日持ちはあまり良くないため流通量は多くありません。

きゅう太郎

きゅう太郎は、宇治交配が育成したミニキュウリの品種です。果長10〜12cm、果重50g前後の小ぶりな実が特徴で、果皮が薄く柔らかいので、サラダなどの生食に適しています。うどんこ病に強く、たくさんの収穫量が期待できます。

キュウリの種類は奥深い!お気に入りを見つけてみて!

キュウリには、このように様々な種類があり、それぞれに個性的な特徴があります。生で食べるのはもちろん、漬物や料理の具材としても活躍するキュウリ。この記事を参考に、あなたのお気に入りのキュウリを見つけてみてはいかがでしょうか。