sp logo
カート

キーワードで商品を探す

【サルスベリの花言葉】怖い言い伝えとは?花の色で違いはある?

2023/2/15

「猿も木から落ちる」といったことわざを連想させるサルスベリですが、その由来は独特な樹皮から付けられたとされています。今回はそんなツルツルとした特徴を持つサルスベリの花言葉と特徴についてご紹介します。サルスベリのさらなる魅力に触れたい方はぜひチェックしてみてくださいね!

サルスベリの花言葉とは?

サルスベリ

サルスベリ(百日紅)の花言葉は「雄弁」「饒舌」「あなたを信じる」です。花言葉に怖い意味はなく、サルスベリの特徴である花期の長さから、よくしゃべる人を連想させることから、「雄弁」や「饒舌」が付けられたとされています。

ただし、「あなたを信じる」は「百日紅」の名前が由来とされています。

サルスベリはどんな花木?

サルスベリPhoto by 冬椿さん@GreenSnap

サルスベリは白、ピンク、赤、紫といった明るく華やかな花を咲かせます。花びらは6枚で縮れており、3〜4センチほどの大きさで可憐な印象があります。葉は楕円形をしており、向かい合って生える特徴があります。

サルスベリには「百日紅」といった名称もありますが、これは朝鮮半島の物語が由来です。その昔、朝鮮半島では龍神への生け贄として若い娘を捧げる習慣がありました。たまたま通りかかったその国の王子は娘を助けるために龍神を倒します。

助けられた娘と王子の間には小さな恋心が芽生えます。しかし、ひとまず村を離れなければならない王子は、助けた娘に「100日後には戻る」と手紙を渡します。

100日後、王子が村を訪れると、助けた娘はすでに亡くなっていると知ります。王子はその訃報に落ち込み塞ぎ込んでいると、あるとき娘のお墓から1本の木が生え、きれいな花を咲かせます。

誰かを待ち続けるように100日間咲き続けたことから「百日紅」と付けられ、「あなたを信じる」といった花言葉が生まれたとされています。

サルスベリにまつわる言い伝えとは?縁起が悪いといわれる理由は?

「サルスベリを庭に植えるのは縁起が悪い」と言われるのは、サルスベリのツルツルとした樹皮によって滑るその特徴が理由です。

受験や面接を控える人にとって「滑る」は縁起が悪いとされ、日本では言葉そのものを避ける習慣があります。サルスベリには名前にも「スベリ」があり、特徴もツルツルと滑ることから「サルスベリを植えることは縁起が悪い」と言われるようになったのです。

風水でも「申(サル)の方角(南西)に植物を植えると枯れる」といった言い伝えがありますが、これらは迷信に過ぎないので、庭に植樹しても問題はありません

サルスベリの種類

サルスベリPhoto by ninjya1192さん@GreenSnap

サルスベリにはいくつかの種類があります。ここではサルスベリの中でも特に有名な4種についてご紹介します。

ブラックパール

海賊船をイメージさせるブラックパールは、小型でありながらも寒さに強い特徴を持つサルスベリです。黒い葉と白い花のコントラストが美しく、通りかかった人もつい立ち止まるような魅力があります。

花期は6〜8月で樹高は2〜3mほどです。耐暑性もあるのでシンボルツリーとして植樹してもおしゃれな品種です。

カントリーレッド

スラッとしなやかに伸びるカントリーレッドは、盃型のサルスベリです。樹高は7mと大きく育つ傾向にあり、シンボルツリーとしても人気があります。

鮮やかな赤い花を咲かせるため、花期である7〜9月は多くの人を楽しませます。グランドカバープランツとしても注目度の高い品種です。

ペパーミントレース

ひらひらとした花が特徴的なペパーミントレースは覆輪咲きのサルスベリです。植樹や鉢花としても育てやすい傾向にあるため、ガーデニング初心者にもぴったりです。

開花時期は6〜9月なので、どんよりとした気持ちになりやすい梅雨時期に楽しみを見つけたい方におすすめです。

チカソー

チカソーは公園や公共施設に植樹されることの多いサルスベリです。7〜9月頃の夏期には小ぶりで濃いピンク色の花を咲かせます。

一般的なサルスベリ同様に花期は長く、剪定も乱れた枝だけ刈り取るだけで良いので、どなたでも気軽に育てることができます。

サルスベリをお庭に植えて花言葉を楽しもう♪

サルスベリには「雄弁」や「饒舌」といった花言葉があります。サルスベリが「百日紅」と呼ばれるのは、悲しい恋物語がルーツです。しかし、怖い意味や悲しい意味の花言葉はないので、シンボルツリーや贈り物として迎えても問題ありません。

GreenSnapSTOREでは、サルスベリでも特に魅力的なブラックパールを取り扱っています。サルスベリを迎えようと検討中の方は、ぜひこの機会にチェックしてみてくださいね。