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【ヒナゲシの花言葉】怖い意味や毒性がある?ポピーとの違いは?

2024/7/8

すらっと伸びた茎に色鮮やかな花をつけるヒナゲシには、心温まる花言葉がたくさんついています。今回は、ヒナゲシの花言葉とその由来についてご紹介します。夏にかけて見頃となるヒナゲシの花言葉のほか、似ているポピーの花との違いなどについて説明します。

ヒナゲシの花言葉

ヒナゲシPhoto by テスト期間中さん@GreenSnap

ヒナゲシの花言葉は「いたわり」「心の平静」「慰め」「思いやり」です。

これらはギリシャ神話がルーツとされています。デメテルという女神の娘ペルセポネは、ある日地獄の神プルトンに連れ去られます。その事実を知ったデメテルがひどく落ち込んでいると、哀れんだ眠りの神ヒュプノスがヒナゲシの花を贈ったという伝説です。

ヒナゲシの色ごとの花言葉

ヒナゲシには、花の色ごとにも花言葉がついています。ここでは3色のヒナゲシについた花言葉をご紹介します。

赤いヒナゲシ

赤いヒナゲシの花言葉は「感謝」「慰め」です。

いずれも心あたたまるような花言葉ですが、由来について詳しい理由は記載ありません。赤は、一般的に強さや情熱、興奮などの意味合いがあるため、由来が気になってしまいますよね。

白いヒナゲシ

白いヒナゲシの花言葉は「忘却」「眠り」です。

こちらも由来について詳しい記載はありません。もしかすると、上述したギリシャ神話に由来しているのかも知れませんね。

黄色のヒナゲシ

黄色のヒナゲシの花言葉は「富」「成功」です。

風水的に黄色は富やお金を表すといわれています。人目を引く色合いから、成功や富を感じたのかもしれませんね。

ヒナゲシとはどんな花?ポピーとの違いや毒性について

ヒナゲシPhoto by nao3さん@GreenSnap

ヒナゲシの花の特徴

ヒナゲシはケシ科ケシ属に属する一年草の植物です。和紙で作ったようにはかなさのある花びらが特徴的で、風に揺れる姿は風情を感じます。

ヨーロッパ中部を原産とし、耐寒性に優れた性質を持ちます。一方、暑さには弱い性質であるため、日本の気候では枯れてしまうことも少なくありません。

4~7月の春から初夏にかけて花を咲かせるヒナゲシは、敷地内などに植えられることも多く、日本でもさまざまな場所で楽しめます。

草丈は15~80cmまでと、環境によって大きく育てることも可能です。開花期が長い傾向にあるため、日本でも観光名所としてヒナゲシ畑やポピー畑などが広まっています。

ヒナゲシとポピーの違い

ヒナゲシとよく混同されがちなポピー。これは種類や科属の違いがあるわけではありません。

ポピーがケシ科の植物の総称であるのに対し、ヒナゲシはケシ科の植物の一つであるのです。つまり、ヒナゲシはポピーの一種であるということです。

ナガミヒナゲシには毒性がある

また、ヒナゲシとよく似た見た目のナガミヒナゲシという花があります。ナガミヒナゲシの方は繁殖力が高く、アルカロイド性の毒性を含むので扱いには要注意です。

ナガミヒナゲシは、ヒナゲシよりも花が小さく、細長い実をもつのが特徴です。皮膚に付着すると、かぶれやただれなどの症状を引き起こすので、間違えて贈りものにしないようにしましょう。

ヒナゲシは怖い花言葉や毒性はありません!

今回はヒナゲシの花言葉についてご紹介しました。ヒナゲシに類似した花としてポピーがありますが、花言葉はまた少し違うものがついています。

ヒナゲシを贈るときは、種類によって注意しながら楽しんでみてくださいね。