【ヤグルマギクの花言葉】由来や特徴は？海外では意味が違うって本当？

春から夏の始まりにかけて紫や青、ピンクなどの花をつけるヤグルマギクには、花の特徴にぴったりな花言葉がついているのをしっていますか？

今回はヤグルマギクにある花言葉をご紹介します。さらに、開花時期や花の特徴、海外での花言葉についてもご紹介します。

ヤグルマギクの花言葉

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ヤグルマギクの花言葉は「繊細」「優雅」「優美」「信頼」「独身生活」「教育」です。

「繊細」「優雅」などは、落ち着いた色の花にちなんでいると考えられています。「独身生活」は、欧米の独身男性が、襟元に花を飾っていたことに、「教育」はプロシアの王妃が王子たちと花摘みをする中で、命について教えていたという昔話に由来します。

ヤグルマギクの花言葉は海外では意味が違う

ヤグルマギクは、ドイツやエストニアの国花として大切に扱われている花です。海外でも広く親しまれていて、「繊細さ」「希望」「思い出」「独身生活」などがついています。

「繊細さ」は、ヤグルマギクの特徴にちなんでつけられているそうです。「希望」「思い出」は、ナポレオンから逃れることになったルイーゼ王妃と王子たちの物語にちなみます。

ドイツにまで侵攻を進め始めたナポレオンに、ルイーゼ王妃は抵抗の姿勢を示しました。しかし、その姿勢は受け入れられず、王子たちを連れて身を隠すことになります。ナポレオンから身を潜めるために隠れたトウモロコシ畑には、ヤグルマギクが自生していたそうです。

ナポレオンとの争いによって王子たちに大きな不安を与えないよう、ヤグルマギクで冠を作っていたことから、これらの花言葉がついたといわれています。

いずれもポジティブな花言葉ではあるものの、誤解を与えやすい花言葉も多いことから、プレゼントに選ぶときは、ほかの花と合わせてブーケや花束などにするとよいでしょう。

ヤグルマギクとはどんな花？

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ヤグルマギクはキク科ヤグルマギク属に属する一年草の植物です。ヨーロッパを原産とし、もともとはヤグルマソウと呼ばれていました。しかし、山間に自生する別の植物にも同名の植物がいることから、改めて「ヤグルマギク(日本では矢車菊)」とつけられました。

春から夏にかけて白やピンク、青や紫などさまざまな色の花をつけることから、ガーデニングとしてはもちろん、生け花用の切り花としても流通しています。

ヤグルマギクの花言葉を贈ろう♪

今回はヤグルマギクの花言葉と由来についてご紹介しました。大きいものだと1mほどまでに成長するヤグルマギクは、ドライフラワーやプリザーブドフラワーなどとしても楽しめます。

色鮮やかなヤグルマギクを組み合わせて、すてきなアレンジ方法で楽しんでみてくださいね。