トウモロコシの種類一覧|家庭菜園で人気の品種や色の違いを解説
2024/11/19
甘くておいしいトウモロコシは、子ども達も大好きな野菜ですよね。じつは、そんなトウモロコシは、食べる以外にもさまざまな用途で使われています。
今回はトウモロコシの種類について、定番品種やとっても甘くて生でも食べられる品種、珍しい品種も紹介するので、ぜひお気に入りのトウモロコシを見つけてみてくださいね。
トウモロコシの特徴!どんな野菜?
Photo by Windyさん@GreenSnap
トウモロコシは、イネ科トウモロコシ属に属する植物で、米、麦とならぶ世界三大穀物のひとつです。トウモロコシには、先端に茶色い「ひげ」のようなものが生えています。
そのひげは「めしべ」であり、本数は粒の数と同じになっているため、ひげが多いトウモロコシは実がぎっしりと詰まっていますよ。
トウモロコシは何種類がある?種類一覧
トウモロコシは、スイートコーン(甘味種)、ポップコーン(爆裂種)、デントコーン(馬歯種)、フリントコーン(硬粒種)、ワキシーコーン(糯種)、ソフトコーンの6種類に分けられ、品種数は世界中に数百あるといわれています。
一般的にトウモロコシと呼ばれているのは、スイートコーン(甘味種)のことです。
また、トウモロコシは色の違いでも分類されており、黄色い粒のゴールデンコーン(黄粒種)、白い粒のシルバーコーン(白粒種)、粒が黄色と白が混じっているバイカラーコーンの3種類に分類されています。
トウモロコシの種類一覧
ゴールドラッシュ |
甘々娘(かんかん娘) |
ピュアホワイト |
嶽きみ(だけきみ) |
ベビーコーン |
ウッディーコーン |
ゴールドラッシュ
Photo by なちゅがーでんさん@GreenSnap
ゴールドラッシュは、現在の主流となっている定番のトウモロコシです。粒がぎゅっとつまっていて、甘味が強く皮がやわらかいので生でもおいしく食べられるのが特徴です。焼きとうもろこしにすると、トウモロコシの甘い香りと醤油の焦げた匂いが、食欲をそそりますよ。
甘々娘(かんかん娘)
Photo by leeさん@GreenSnap
甘々娘は、段違いの甘さが人気のトウモロコシです。平均糖度が18〜20度とフルーツ並みの甘さがあり、粒皮が薄くて生でもおいしく食べられます。ですが、栽培が難しく、生産者も少ないため、希少価値が高いことから「幻のトウモロコシ」とも呼ばれていますよ。
ピュアホワイト
Photo by 華子さん@GreenSnap
ピュアホワイトは、名前の通り粒が真っ白なシルバーコーン。生でも甘味たっぷりで、サクサクとした食感が楽しめます。粒がしっかりしており、嚙んだ時に果汁がジュワっと溢れるほどジューシーなので、ゆでても、蒸しても、生のままでもおいしいですよ。
嶽きみ(だけきみ)
Photo by ヨチ子さん@GreenSnap
嶽きみは、青森県産のとっても甘いトウモロコシです。標高400〜500メートルの昼夜の寒暖差が激しい過酷な環境で育つ嶽きみの糖度は18度以上で、甘味とうま味が凝縮され、ジューシーなことが特徴です。生でもプチプチした弾ける食感を楽しめます。
ベビーコーン
Photo by kikuchixさん@GreenSnap
ベビーコーンは、別名「ヤングコーン」とも呼ばれ、とうもろこしの実を若取りしたものです。長さ5〜10cmくらいの小さな実は、甘味が強く、歯ごたえがあります。国産のものは、旬の5〜6月頃になると皮付きのままスーパーなどに並んでおり、細くてやわらかい「ひげ」もおいしく食べられますよ。
ウッディーコーン
ウッディーコーンは、黄色、白色、茶紫色の3色が混ざった珍しい種類のトウモロコシ。食感は、もちもちとしていて甘味が強いため、焼きトウモロコシにぴったりです。生産量はごくわずかのため、市場に出回っているのを見かけたら、ぜひ試してみてくださいね。
トウモロコシの種類はたくさん!お気に入りを見つけてみて
子どもも大人もみんな大好きなトウモロコシは、種類によって食感や甘味など違いがあるため、ぜひこの機会にさまざまなトウモロコシを試してみてくださいね。