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コニファーの剪定時期はいつ?枯れたり、伸びすぎたりしたらどう切る?

2023/8/16

クリスマスを中心に、シンボルツリーとしても広く親しまれているコニファー。しかし、放置していればぐんぐんと大きく育ち、樹形が乱れてしまうことがあります。

今回は、コニファーの剪定時期について解説します。枯れたり伸びすぎたりするときの切り方についても解説するので、ぜひ参考にしながら剪定してみましょう。

コニファーに剪定は必要?

コニファー 剪定

Photo by R's gardenさん@GreenSnap

コニファーは、縦だけでなく横にも広がる特徴から、剪定が必要不可欠です。剪定せずに放置すると、縦や横に広がったことで重さに耐えきれず倒れてしまうほか、見た目がモサモサとしてだらしなく見えてしまいます。

コニファーの剪定では、高さと横のバランスを重視することで円錐のきれいな樹形が維持できます。クリスマスツリーとしてはもちろん、シンボルツリーとしても楽しみたいなら、適切な剪定をして樹形を整えましょう。

コニファーの剪定時期

コニファーの剪定時期は6月または10月です。この時期は軽い剪定だけに留めるのがマストです。なお、強めに枝を切り落とす強剪定は3~4月の休眠期に行いましょう。

どの剪定にも不向きな時期は、7~9月です。この時期はコニファーが暑さで弱っているため、剪定は避けてください。コニファーは夏に太陽光をたくさん浴びて大きく育つ性質をもちます。成長期によって栄養を使い果たしたことから、樹木は栄養が不足している状態です。栄養が不足している状態に剪定すると、回復までに時間がかかります。

最悪の場合、枯れてしまう恐れもあるので、この時期の剪定は避けるのが望ましいでしょう。

コニファーの剪定方法

コニファー 剪定

Photo by エントロピィさん@GreenSnap

ここでは、3~4月に行う強剪定の手順をご紹介します。繰り返しになりますが、強剪定はコニファーに大きな負担を与えるため、必ず3~4月中に進めてください。

まず、混み合っている枝がないか内側をチェックしましょう。こみ合った部分があれば根元から切り落とし、全体の混み具合を見ながら適宜切り落としていきます。次に、葉を摘み取りましょう。この作業は樹形を整える役割があるので、きれいな円錐になるよう、バランスを見ながら進めてください。

コニファーの剪定についてよくある質問

コニファーの剪定でよくある失敗例は?

コニファーの剪定でよくある失敗例は、剪定後に葉色が変色することと新しい葉が生えないことです。葉色が変色するのは、金属のハサミで剪定したことが原因と考えられます。コニファーは金属を嫌う性質をもつため、剪定はセラミック製のハサミを使うようにしましょう。

新しい葉が生えない理由は、強剪定によって切りすぎたためです。ボリュームを抑えるための強剪定は、不要な枝や枯れ枝、細くなった枝や混み合った枝など、不要と判断したもののみに絞って切り落としましょう。

枯れたコニファーは、剪定すれば復活する?

枯れたコニファーを復活させるには、理由を明らかにすることが大切です。むやみに剪定すると、復活できなくなる恐れがあります。日当たりのよい場所で管理していたときは、焼けた部分を切り落とすと復活するでしょう。

もし、湿気が多い場所で管理していたり、根腐れが起きていたりする場合は植え替えが必要になるため、考えられる理由にあわせた方法で対処しましょう。

伸びすぎたコニファーは、どう剪定する?

剪定を放置し、上に伸びすぎたコニファーは、剪定が難しいといわれています。5~10mほどに伸びる特徴から、高く伸びすぎた場合は脚立や高枝切りバサミを使って整える必要があります。ただし、3~4月は地域によってはまだ残雪により、うまく剪定できない場合もあります。このようなときは、専門業者に剪定を依頼するのが望ましいでしょう。

横に伸びすぎたコニファーであれば、円錐になるよう上から下に向かって剪定するときれいな樹形に整えられます。

コニファーを剪定したところが茶色く変色した!原因は?

コニファーの剪定によって、切り落とした部分から茶色い変色が見られたときは、剪定時に金属のハサミなどを使った可能性があります。コニファーは金属を嫌う性質から、セラミック製の剪定道具を使うのが基本です。キッチンバサミなどで安易に切ろうとせず、必ずセラミック製のハサミを使って、樹形を整えてあげましょう。

コニファーは伸びすぎる前に剪定しよう!

今回は、コニファーの剪定時期と方法、失敗例や各種トラブルの原因について解説しました。コニファーは種類が多く、品種によっても剪定の強弱が異なります。たとえば、「コニファー・ヨーロッパゴールド」であればこまめな刈り込みを必要とするのに対し、「コニファー・ブルーヘブン」などの一部は、そこまで多くの刈り込みは不要といわれています。

剪定を検討するときは、現在育てているコニファーの品種を調べ、そのうえで適切な剪定を取り入れましょう。

GreenSnapオリジナル 剪定バサミ

なお、GreenSnapでは、オフィシャルアンバサダーの三上真史さんと共同開発した剪定バサミ「ガーデンジャー」を販売しています。軽い切れ味ときれいな切り口が一番の特徴ですが、ハサミ自体もとても軽量でサビに強いという利点も◎。約直径8mmまで使用できるので、コニファーの小枝を切り落とすこともできます。ぜひこの機会にご検討ください!