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シロツメクサには毒性がある?知っておきたい注意点と正しい楽しみ方

2024/3/29

公園や道端でよく見かけるシロツメクサ。白くて可愛らしい花が咲くことから、子どもの遊びにもよく使われています。

でも、実はシロツメクサには毒性があることをご存知でしたか?今回は、シロツメクサの特徴と毒性について詳しく解説します。

シロツメクサはどんな植物?

Photo by ちょこ♫さん@GreenSnap

シロツメクサは、ヨーロッパ原産のマメ科シャジクソウ属の一年草あるいは多年草です。日本では北海道から九州まで広く自生し、3月〜8月ごろにかけて白や薄いピンク色の花を咲かせます。

葉は3枚の小さな葉からなり、中には4個以上の葉をつけるものもあります。それらは「四つ葉のクローバー」と呼ばれ、幸せのシンボルとして広く知られています。

シロツメクサに毒があるって本当?

実はシロツメクサには、青酸配糖体という有毒物質が含まれている場合もあります。これは、シロツメグサが植物が昆虫などの草食動物から身を守るために作り出す防御物質で、シアン化合物に変化する可能性があります。

シアン化合物は猛毒で、呼吸を停止させたり、心臓の働きを悪くしたりします。ただし、すべてのシロツメクサに毒性があるわけではなく、生育環境や遺伝的な違いによって毒性の有無や強さは異なるようです。

シロツメクサの毒は人間にも害がある?

シロツメクサの毒性は、主に家畜の中毒事故が報告されています。ヒトが中毒になったという報告は少ないものの、可能性はゼロではありません。特に、大量に摂取したり、体調が悪い時に食べたりすると危険な場合もあるでしょう。

シロツメクサを煮出してお茶にしたり、炒めて食べたりするのは避けた方が無難と言えるでしょう。一方、シロツメクサの花冠を指に通して輪っかを作る程度なら、皮膚に触れる量も少ないので心配ありません。

シロツメグサの毒性を知って、正しく楽しもう!

シロツメクサは、見た目の可愛らしさから、つい摘んだり遊んだりしたくなる植物です。でも、中には毒性を持つものもあるので、むやみに口にするのは避けましょう。

シロツメクサを触ったら、念のため手を洗うのを忘れずに。自然の中には、見た目は良くても毒を持つ植物がたくさんあります。正しい知識を持って、上手に付き合っていきたいですね。