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【つるバラの剪定方法】夏剪定と冬剪定では切り方が違う?

2024/5/16

つるバラは庭やフェンスを美しく彩る人気の花ですが、その美しさを保つためには適切な剪定が欠かせません。

今回は、つるバラの剪定時期や具体的な方法について詳しく解説します。初心者でも分かりやすいように、ステップバイステップで説明しますので、ぜひ参考にしてくださいね。

つるバラは剪定が必要?

つるバラ

Photo by nyacoさん@GreenSnap

つるバラは、他のバラと同様に剪定が必要です。つるバラは剪定をしないと枝が暴れるように伸び放題になり、景観を損なうので、必ず剪定を行いましょう。

剪定を行うことで、花付きが良くなり、美しい形に仕立てることができます。さらに、風通しを良くして病害虫を防ぐ効果もあります。定期的な剪定を行うことで、健康で美しいつるバラを育てることができますよ。

つるバラの剪定時期

つるバラの剪定は、主に冬と夏に行います。ただし、春にだけ花を咲かせる一季咲きのバラは冬にだけ剪定を行いましょう。四季咲きは年に2回の剪定を行います。

冬の剪定は休眠期にあたる1月から2月が適しています。新芽が出る前のこの時期に、古い枝や不要な枝を切り落とします。一方、夏の剪定は花後の6月から7月に行い、伸びすぎた枝や花がらを取り除きます。これにより、次の開花に向けて準備が整います。

つるバラの剪定の仕方

つるバラの剪定は、以下の方法で行います。それぞれの手順をしっかりと守ることで、美しいつるバラに仕立てることができます。

夏の剪定

  1. 夏の剪定は、花が咲き終わった後の6月から7月に行います。
  2. 咲き終わった花をいつまでも咲かせておくと株の体力が消耗します。まずは、咲き終わって萎んできた花がらを切り取ります。
  3. 枯れた枝や内向き生えている枝は切り落とします。
  4. 伸びすぎた枝を適度な長さに整えます。
  5. 新しい芽を促すため、勢いのいい枝は2〜3芽ほど残して適度に剪定します。

冬の剪定

  1. 冬の剪定は、バラの休眠期の1月から新芽が出る前の2月初旬までに行います。
  2. 古い枝や弱い枝を根元から切り落とします。
  3. 主幹を残し、強い新しい枝を選んで剪定します。
  4. 残した枝を1/2〜1/3程度剪定し、風通しを良くします。太い枝は浅めに、細い枝は深めに剪定しましょう。

バラの剪定後の手入れ

バラの剪定が終わったら、次は誘引をして好みの形に仕立てていきましょう。誘引の方法は以下の通りです。

つるバラの剪定でよくある質問

つるバラは低く育てられる?

つるバラは基本的には高く育てることを前提としていますが、剪定や誘引の工夫次第で低く仕立てることも可能です。枝を横に広げて誘引することで、低い位置に花を咲かせることができます。また、剪定時期に意識して枝数を減らすことで低く育てることができます。

つるバラの花が咲かない

つるバラが花を咲かせない場合、剪定の方法や時期が適切でないことが原因かもしれません。また、日当たりや栄養不足も考えられます。適切な剪定を行い、栄養をしっかりと与えることで花付きが改善されることが多いです。

つるバラを剪定して上手に育てよう!

つるバラの剪定は、花を美しく咲かせるために欠かせない作業です。適切な時期と方法で剪定を行うことで、健康で美しいつるバラを育てることができます。ぜひ、今回ご紹介した方法を参考に、剪定にチャレンジしてみてくださいね。