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【クレマチスの挿し木の仕方】成功率をあげる増やし方のコツとは?

2024/7/8

クレマチスはキンポウゲ科クレマチス属のつる性植物で、つる性植物の女王とも称される人気の植物です。この記事ではクレマチスの挿し木での増やし方について、適した時期や失敗しないコツなど詳しくご紹介します。

クレマチスの挿し木の時期

クレマチス

Photo by かずこさん@GreenSnap

クレマチスの挿し木は、5〜7月が適期です。1番花が終わった5月頃に切り戻しをするので、このとき切った枝を使って挿し木をするとよいでしょう。また、夏の暑さが厳しくなってくると、挿し木の成功率が下がってしまうので注意してください。

クレマチスの挿し木の仕方

準備するもの

  • 清潔なハサミやカッター
  • 挿し木用の培養土や鹿沼土小粒、赤玉土小粒
  • 3〜4号サイズの鉢
  • 水を入れたコップなど容器
  • 割りばしなどの棒

このほか、ルートン(発根促進剤)やメナデール(活力剤)を使うことで、挿し木が成功しやすくなります。

挿し木の方法

  1. 新しく伸びた枝を2節の長さ(10〜15cmほど)でななめに切り取る。
  2. 切り取った枝(挿し穂)の葉は、上部の2〜3枚ほどを残して、切り落とす。
  3. 挿し穂は切り口を30〜60分ほど水につける。
  4. 用意した鉢挿し木用の土を入れたら、土を湿らせ、棒で深さ5cmほどの植え穴をつくる。
  5. 挿し穂を植え穴にさして、下の節が埋まるようにして、土を軽く押さえる。
  6. たっぷりと水をやる。

クレマチスの挿し木をしたあとの管理方法

挿し木をしたあとは、発根するまで明るい日陰で土が乾かないように管理します。挿し木から1ヶ月ほど経つと、少しずつ新芽が出るので、これが発根のサインです。発根を確認できたら、少しずつ日当たりをよくしていきます。

クレマチスの挿し木の成功率をあげるコツ

クレマチスの挿し木を成功させるには、品種選びが重要です。クレマチスにはフロリダ系、モンタナ系などさまざまな品種がありますが、その品種によって発根のしやすさが異なります。

挿し木を成功させるには、発根しやすいといわれているフロリダ系などの大輪クレマチスやモンタナ系、ビチセラ系を選びましょう。

クレマチスの増やし方は挿し木がおすすめ!

クレマチスの挿し木は、時期を守れば、初心者でも簡単にできます。親株が弱ってきたり、クレマチスをフェンスやアーチに絡めて仕立てたいときには、ぜひ挿し木にチャレンジしてみましょう。