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【黒百合の怖い花言葉】いい意味はある?花言葉や名前の由来を紹介!

2024/9/18

黒紫色の花びらと独特の香りが特徴的なクロユリは、美しい見た目とは裏腹に、怖い意味を持つ花言葉があるのをご存知でしょうか。

今回は、クロユリの花言葉やその由来、花の特徴などについてご紹介します。

黒百合の怖い花言葉

黒百合

Photo by 翁ばらさん@GreenSnap

クロユリの花言葉には、「呪い」「復讐」といったものがあります。一方で「愛」「恋」といったロマンチックな花言葉もあります。この相反する花言葉は、クロユリの美しさと毒性を持つ特性を表しているのかもしれません。

黒百合の花言葉の由来は?

クロユリの「呪い」や「復讐」といった怖い花言葉は、戦国時代の武将・佐々成政の逸話が由来とされています。成政が妻の不貞を疑って殺害した際、妻は無実を訴えながら「自分の恨みで立山にクロユリが咲いたら、佐々家は滅亡する」と言い残したそうです。

その後、成政は切腹に追い込まれ、妻の呪いが実現したと伝えられています。この伝説から、クロユリには負の花言葉が付けられたのかもしれません。

また、黒百合の花言葉「愛」や「恋」の由来は、アイヌ民族の伝説に因んでいます。アイヌの人々の間では、クロユリを誰にも気付かれずに好きな人のそばに置くことができたら、両思いになれるという言い伝えがあったそうです。

黒百合はどんな花?

クロユリは、日本原産のユリ科バイモ属の多年草植物で、高山に自生する高山植物です。北海道には「蝦夷黒百合」、本州は「深山黒百合」と異なる品種が生息しています。

5〜8月頃に、黒紫色の花を下向きに咲かせます。花びらは6枚で、内側に黄色い雄しべがあるのが特徴です。

花は1株に1〜3個咲き、強い香りを放ちます。葉は長い楕円形で互生し、茎の上部で輪生状につきます。球根で増えるため、群生している姿を見ることができます。

クロユリの名前の由来

クロユリの名前は、漢字で「黒百合」と書きます。これは、花の色が黒に近い紫色をしていることに由来します。

「ユリ」とついていますが、ユリ科の中でもバイモ属に分類される植物です。英語名は「Chocolate lily」で、チョコレートのような色と香りからつけられたと言われています。

クロユリ(黒百合)は何月何日の誕生花?

クロユリは3月29日、8月8日、8月12日、8月28日、9月7日の誕生花です。クロユリには、怖い花言葉もあるため、贈る相手には注意が必要です。

クロユリ(黒百合)の花言葉を楽しもう!

クロユリは、「呪い」や「復讐」といったネガティブな意味の花言葉がついているため、贈り物にするときには注意が必要です。一方で、アイヌ民族のロマンチックな言い伝えから「愛」「恋」という花言葉もあるので、恋人や大切な人に贈りたいときはメッセージカードをを添えて贈るとよいでしょう。

クロユリの美しさと香りを楽しみながら、その神秘的な魅力を感じてみてはいかがでしょうか。